2022年7月27日水曜日

ローズオニール・キューピー


ソフトビニールのキューピー、素敵なセーターを着ています。


小さくて肉眼では読めない首の後ろのエンボス、拡大しても読みにくいけれど、Rose O'Neill Rewrite(???) Japanと読めます。


愛知県の会社のオオイケがつくった、ローズオニール・キューピーです。
ローズ・オニールはキューピーの生みの親ですが、このキューピーはローズ・オニールがデザインしたキューピーにあまり似ていません。
それなのに、何故オオイケがローズオニールの名前を冠することを許されているのか、いろいろ調べてみましたが、はっきりしたことはわかりません。ただ、1994年、ローズ・オニールの没後50年に、日本でキューピークラブなるものが誕生して、
「それまで、日本ではほとんど知られていなかった口-ズオニールとオリジナルのキューピーの世界が広く紹介され、展示会が開催されると共に、日本初のローズオニールの翻訳本も出版され、さらにローズオニールの正統なキューピー「ローズオニールキューピー」の人形やグッズが誕生しました」
とあるので、その時生まれたキューピーなのでしょう。


背中には水色のかわいい羽が生えているので、セーターを脱がして撮影してみようとしましたが、無理でした。
どうやってセーターを着せたのかしら?
頭を外したり、手を外したりする以外、脱がすことができなさそうです。


手も足も動いて、お座りもできます。


こうやって並べてみると、耳と目の高さの位置関係が、ローズ・オニールのオリジナルキューピーと、オオイケのローズオニールキューピーでは、大きく違っているのがわかります。





 

2 件のコメント:

karat さんのコメント...

おはようございます。素敵な編み込みのセーター着てるなと思いました。首をつける前に着せのでしょうか?
なんだかオリジナルよりかわいいお顔に見えます(^^)。

さんのコメント...

karatさん
私もセーターがいいと思いました。1994年と言えば、まだ中国ではなくて日本国内でつくったと思われます。確かに、赤ちゃん顔がかわいいい。でも、文化によって、「かわいい」の基準は大きく違うのかもしれませんね。
小さいころキューピー人形を持っていて、それが唯一のおもちゃに近かったし、着せ替えして遊んだので、今でも惹かれてしまいます。
私のキューピーは祖母が誰かにあげたのか、行方不明のままですが(笑)。