2025年4月20日日曜日

ひよこ豆


できるだけ地産地消したいとは思いながら、毎日コーヒーは飲んでいるし、バナナは食べているし、冷凍庫には茹でたひよこ豆(チックピー、ガルバンゾー)を常備しています。缶詰のひよこ豆も売られていますが、使ったことはありません。今家にあるひよこ豆は、カナダ産とオーストラリア産が混じったものです。


一晩水に浸けておいたひよこ豆は、沸騰したら3、40分弱火で茹でて笊にあけ、


充分水けを切ります。


そして、保存袋に入れて冷凍しておきます。
冷凍すると、サラダにはそのまま使えるし、カレー、クスクス、タジンなどをつくるとき、慌てずにすぐ使えます。また、ホムモスをつくったら、あっという間に大量消費してしまいます。
一昨日も、タジンに入れたのですが残念、写真を撮るのを忘れてしまいました。また、昨日はホムモスをつくろうとボウルに入れて解凍しておいたのを、通るたびにつまんでいたら少なくなってしまって、ホムモスはつくれませんでした。


そういえば、アフリカの豆の詰め合わせの中にひよこ豆があったと、水屋の上から降ろしてみました。
3.11の地震にも割れず、ちょっと中は乱れていますが、虫も喰っていません。


濃い紫色のひよこ豆です。
いつも食べているひよこ豆が長径13ミリ、短径8ミリほどなのに対して、アフリカ(この場合はガーナ)のひよこ豆は長径9ミリ、短径5ミリほどです。エチオピアで見たひよこ豆も小さくて、収穫が大変そうでした。


『世界有用マメ科植物ハンドブック』(James A. Duke著、星合和夫訳、幸書房、1986年)を開いてみたら、ひよこ豆(Cicer arietinum L.)の記述は7ページもありました。
ひよこ豆はトルコに野生種が見られ、中東で最も早く栽培化されたもので、その使途の多さにはびっくりしました。


食用だけでなく、糊となるスターチが採れ、それを使うと織物がしなやかになり、接着剤として合板をつくることができ、葉や茎は生でも乾燥させても家畜の餌になり、葉から食酢を採り、藍に似た染料となり、各種薬用になるなど、捨てるところがないくらい優れたもののようでした。











 

2 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

こんにちは。
ひよこ豆、最近になってよく食べるようになりました。料理にも使えるし、おやつやおつまみにもなるし、くせになる美味しさがあります。
でも、他の豆もそうですが、もう少し安くなると助かるんですけどね。食料品全般が高くなって大変です。
茶色いひよこ豆も一度食べてみたいです。

さんのコメント...

かねぽんさん
最初に食べたときはジャガイモみたいな味だなと思ったのですが、だから何とでも合わせやすいのかもしれません。
田舎だから野菜は安い、米は生協で買っているので昔とさして変わらない値段、そしてひよこ豆は大量に買うと安いので一度に5キロも買って、2年くらいかけて食べています(笑)。