2025年12月9日火曜日

リンゴ


Kさんから、会津土産のリンゴをいただきました。
全体に蜜が回っている「こうとく」など4種類、一度にこんなにたくさんリンゴを手にしたのは、もしかして子どものころ以来かもしれません。
あれは、離れて暮らしていた母が送ってきたものだったかしら、その昔、リンゴは大きな木箱にもみ殻に包まれて納まっていて、木箱のくぎを抜くとリンゴともみ殻の混じった匂いが、部屋中に広がりました。


何という品種か知りませんが、宝石のようなリンゴが混じっていました。昔の人たちがリンゴの絵を描いたのが納得できる美しさ、うっとりしました。

さて、リンゴを入れた籠は南アフリカの、ホームランドと呼ばれる農村に住むズールーの女性がつくった草の籠です。


いつもはほかの籠と重ねて、高い棚に置いていますが、果物やお菓子がいっぱいあるときは登場します。

内側から見た縁

しなやかなのに丈夫で、使いやすい籠です。

外側から見た縁

今頃、ホームランドの人たちはどうしているかしら? 南アフリカの籠を見るたびに農村で出会った人々を思い出します。







 

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