2025年12月23日火曜日

クリスマス切手

2011年12月に、アメリカ、カナダ、そしてイギリスや北欧諸国のクリスマス切手をUPしたことがありました。
そのときUPしなかった切手を、クリスマスが近いのでUPしてみます。
まず、太平洋のニュージーランドの切手です。


1970年、1973年。


1976年。


1986年、91年の切手は、クリスマスの絵柄として意味のあるものかどうか、私にはわかりません。


オーストラリアの1970年と1980年の切手。
10年の違いとは言え、切手の額面が6セントと60セント。後者はエアメール用の切手だったのでしょう。


1984年の切手。
以上、オーストラリアのクリスマス切手でした。

次はカリブ海のアンティグア・バーブーダの切手です。アンティグアもバーブーダも、切手の上ではよく見る名前ですが、日常生活でその名前を聞くことはほとんどありません。
とても小さくて平らな島で、水不足に悩んだり、反対に台風で大きな被害を受けたりしているそうです。


次は中東、ラアス・アル=ハイマは、アラブ首長国連邦の中の、1つの首長国です。

ラアス・アル=ハイマ

石油で経済的に豊かになったアラブ首長国連邦は、今でこそ海外からの労働者も多く、キリスト教徒など非イスラム教徒の人口比に占める割合も高いと思われますが、この切手の発行された1968年は地球上の人の移動も限られていたので、どのくらいのキリスト教徒がいたのでしょう? 
アラブ首長国連邦と、キリスト生誕の地エルサレムはそう遠くありません。


こちらの切手には、クリスマスと書いてないし、年号もありません。
イギリスで印刷したのかしら?


西アフリカのガーナの1981年の切手です。
ガーナ、ナイジェリア、コートジボアールなど、国の南側が海岸になっている国々では、15世紀から17世紀の大航海時代に、海岸地域にキリスト教がもたらされました。
ガーナはその後、イギリスの植民地にされて、海岸地域を中心にキリスト教が広まりましたが、植民支配が及ばなかった北部には、北からサハラ砂漠を超えてイスラム教がもたらされています。
ガーナのキリスト教人口は約70%、イスラム教人口は約17%、あとは土着の宗教(ジュジュと言っていたような?)がいろいろ混在しています。中部の都市クマシの市場には、猿の骨などまじないに使う道具を揃えたお店もありました。


南東アフリカのマラウイの1984年の切手です。
マラウイもイギリスの植民地にされたところ、キリスト教徒は人口の約80%です。


ニュージーランドの、意味不明の2枚を除いて、揃いも揃って聖母子の切手でした。









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