インドの象、鉄板の象です。
バスタール地方で鍛冶屋さんがつくる動物は、手づくりなので1匹、1匹形が違います。そんな中で、この象はバランスのとれたいい形と自賛、気に入っています。
彩色した木彫りの象(高さ39ミリ、もしかしたら紙塑)です。下地として胡粉を厚く塗っているので、残念ながら塗料が剥がれやすい運命にあります。

珍しく、塗料の剥離を免れている象(高さ40ミリ)です。インドの象だと思っていましたが、もしかしたら彩色の方法が違うスリランカの象かもしれません。
そしてこれは、スリランカの木彫りの象(高さ30ミリ)です。小さい象たちはお土産にいただいた象もあります。
タイ人たちを連れてマレーシアのサラワク(ボルネオ島)に行ったとき、
「おかしい。環境としてはいていいのに、どうしてここには象がいないんだろう?」
とKがつぶやいていて、新鮮に感じました。スリランカには野生の象がいるのも、面白いことです。ただ、その昔インドと陸続きだったに過ぎないのかもしれませんが。
初めての象の記憶は、幼いときの岡山での木下サーカスです。
祖父母や両親ではないことは確か、おそらく母の実家の誰かに連れて行ってもらったサーカスで、開演前か後のアトラクションで、象の背中に乗せてもらって、差し出された鼻に食べるものを渡しました。足踏みしていた大きな象の姿は覚えていますが、何を食べさせたか覚えていません。
長じて1990年代に、タイのチェンライ県の山を、地元のNGOを訪ねるために、3、4度象に乗ってくだったことがありました。木の輿に座っての下り坂、約1時間かけて、象は道端の笹や草を喰みながら細い道を危なげなく、のんびりとくだります。見えるのは木と象の頭ばかり、短い毛がまばらに生えた象の三角頭が案外間抜けなものだと、毎回思ったものでした。



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