2011年8月14日日曜日

ガラスの皿



私の実家では、夕食後に必ず果物を食べる習慣がありました。大きくなって、夕食を外で食べて帰っても、果物だけは、食卓に置かれていました。

果物は、いつもプレスガラスの皿や浅い鉢に盛られていました。
夏になると、酢の物や枝豆なども、ガラスの銘々皿や銘々鉢に盛られていました。

そんな母に比べると、私はあまりガラスの小皿や小鉢を使わずに暮らしてきました。小さい頃から親しみ過ぎていたからでしょうか。

子どもたちが小さい時は、料理や果物をお皿に取り分けておくと、食べた量の目安にもなりますし、取り合いも避けられるので、銘々皿に盛っていたはずですが、ガラスの皿や鉢を使っていた記憶はほとんどありません。




というわけで、いま手元にあるガラスの小皿は、夫の母が使っていた貝の形のプレスガラスの皿だけです。
ときどき使おうとするのですが、ガラスの皿に慣れてないので、どう盛りつければいいかわからず、やっぱりやめたりして、これまでめったに出番はありませんでした。




しかし、この暑さ、ふと思いついてガラス皿にプラムを盛ってみました。なかなか涼しそうでした。
ガラス皿に果物というのは、定番ですが、やはりよく似合うのかもしれません。




この皿は、他のプレスガラス皿同様、外側に凹凸があり、




内側は平らです。
プリズムのように、筋状に虹色に輝いているのですが、写真では感じが出せません。




この夏は、しばしば食卓に乗せて、少しだけガラスの皿の使い方に慣れてきたところです。



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