2016年1月9日土曜日

御幣猿と提灯狐


いまどきさんこと、吉田義和さんから、以前お願いしていた御幣猿(ごへいざる)と、提灯狐(ちょうちんぎつね)が届きました。
今戸人形のお猿さんは初めて見ました。
華やです。

持っている御幣も素敵です。
が、つくる身になれば、一手間も二手間も増えます。御幣は白い紙に金を刷き、青竹を割って挟んで、金の水引を結んであります。
手間といえば、杉板を反故紙で貼り合わせ、アコーディオンのように畳んだり伸ばしたりして音を出す、ピーピーもずいぶんな手間でしょう。


王子と書かれた提灯をぶらさげている、提灯狐です。
着物の色は、今戸の群青ですが、羽織は瑠璃色(ペルシャンブルー)、素敵に華やかです。


いまどきさんのところから来た狐たちは、母狐に負んぶされている赤ちゃん狐も合わせると、九匹にも増えていました。
うち、五匹は神棚に、あとはおもちゃ棚にと、いつもは別れ別れです。
新しく加わった提灯狐の行く先は、おもちゃ棚です。


御幣猿は、まだ土間入り口の棚に勢ぞろいしている、干支の猿たちの仲間入りをしました。
いっときですが、ここは朝日と夕日が当たるので、そろそろ、暗い二階の展示室に移します。







4 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

 懐かしい小学校の椅子ですね、
机の上に反対に置いて帰らないと罰当番で掃除でした。

さんのコメント...

昭ちゃん
ああ、これ?
祖父、父とその妹、私と弟の母校であり、祖母が教鞭をとっていた小学校は丘の上にありました。人口が増え、手狭になって平地に移転して片づけをしていたとき、ちょうど私は夫や息子たち、それに両親とともに、祖母を訪ねていました。それで「欲しい欲しい」と言って、もらってきたものです。残ったものは、全部燃やされてしまいました。70年代の半ばです。
もともと我が家は二つ、母が一つ、妹が一つもらっていたものを、母の身辺整理のときもらってきて、三つになりました。大正時代につくられたもので、釘の頭は服が引っかかったりしないように丸くなっているし、とても頑丈なものです。ただ、息子の犬に少しかじられていますが(笑)。

いまどき さんのコメント...

ありがとうございました。

さんのコメント...

いまどきさん
ほかはみな片づけて、いま御幣猿だけが、飾り棚にいます(^^♪
こちらこそありがとうございました。