衣類の整理はいつも後回しになってしまいます。
今年に入って、やっと重い腰を上げて衣類の整理に取り掛かったのは、夫の入院が決まったのに、パジャマをどこにしまったかわからなくなっていたからです。
普段は、ワンピース型の寝巻を着ていますが、入院ともなるとそうはいきません。冬のパジャマは、一組は見つかりましたが、もう一つは上着だけしか見つかりません。
というわけで、あっちもこっちも探すはめになり、ついでに片づけもしました。
頻繁に開け閉めする引き出しには、ラベルが貼ってあります。それなのに、ラベルを越えて、衣類が移動してしまうのはどうしてでしょう?
もともと使いやすいように分類していなかったからかもしれません。
毎日入れ替わる下着は、数もあります。下着だけでひとまとめにしているとごちゃごちゃになりやすいので、各引き出しの手前の方といった具合に、分散させて入れなおしました。
夫の引き出しは夫が片づけました。
でも、中身を全部ぶちまけて、それから一つずつ入れなおしたのではなくて、迷子を元に戻しただけなので、相変わらずこんがらがっています。それに、片づけているうち面倒になったのか、なにもかも、ただ突っ込んでありました。
確かに、片づけは、そのとき自分の探していたものが見つかるとほっとして、あとはどうでもよくなるものです。
そんな夫の引き出しを、夫のいない間に全部ひっくり返して、入れなおしました。ごっちゃにされていたシャツやTシャツも、長袖と半袖に分けました。
傷んでいるシャツ、息子が置いていった大きすぎるシャツなど、着ないものはどんどん処分しました。自分のものでないと、思いっきりよく処分できます。
そして、取っておくシャツは、いつでも着られるよう、アイロンをかけなおしました。
ほとんどのシャツは、アイロンをかけて仕舞ってありましたが、なにせ長年着ていないものもあり、ぎゅうぎゅう押し込んでしまったものもあり、深い折りじわがついていて、そのままでは着る気になれない状態でした。
夫の古いYシャツは、作業着にしています。
Yシャツは布目が詰んでいるので、おがくずなどが付着しにくく、首や手首まですっぽり覆ってくれるので、ブヨややぶ蚊避けになります。夫だけでなく、私も愛用しています。
犬猫をいつも診ていただいているK先生の近くでは、退職した校長先生が、かつての日常着であったスーツを着て、田んぼで野良仕事をしているそうです。
その話を聞いたとき、姿を思い浮かべて、大笑いしたのですが、夫婦でYシャツを着て作業している私たちも、きっと異様に見えるに違いありません。
なにせ、冠婚葬祭用の白いYシャツを着たりしているのですから。
無地のシャツはさっさと処分できますが、インドネシアのバティクともなるとそうはいきません。
どのバティクも布が先にあって、シャツに仕立ててもらったもので、思い入れもあります。
かといって、再利用しようと思って解いたバティクもそこそこたまっているので、何もするあてもなく解く気持ちにもなりません。
まあ、一年に一度でも着てくれたら、よしとしましょうか。
インドネシアと一味違うマレーシアのバティクのシャツは、夫が処分する袋に入れていましたが、また拾ってきました。
半袖なので、私のものにしました。
処分するものは袋に入れておいて、何ヶ月か眺めてから捨てるのですが、こうして帰ってくるものもあるので、やっぱりなかなか片づきません。
7 件のコメント:
手術が成功してよかったですね!リハビリが上手くいくことをお祈りします。
テレビ番組でアイドルグループが田舎で農作業をする企画をずっとやっていましたが、農業指導のおじさんがいつもYシャツだったので不思議に思っていました。でもここで春さん夫婦も登場し、意外とYシャツで農作業している人がいるのかもしれませんね。
hiyocoさん
あっはっは。面白いでしょう?特に白いYシャツがいっぱいあります。普段着ていなかったのに何で?と思いますが、襟足が汚くなったとか、出先で急に改まったところへ行くことになったとかで買ったりしたのでしょう。
二人で、目の詰まった木綿の真っ白いYシャツを着て作業しているのも変だけど、すぐに汚れて、泥色になったのを着ているのもおかしいものです。
真夏には、Yシャツでは暑いのでTシャツを着ますが、その場合は腕カバーをします。作業には長袖が便利、そして襟元も詰まっていると安心です。まだ、息子のおさがりのウインドブレーカーみたいなのを着ていますが、これからYシャツの季節です。
こんにちは
お家がだんだん出来ていく様子、職人さんの超かっこいいお仕事ぶり、お二人の毎日のコツコツ作業を驚き、感心し、楽しみに読ませていただいていました。
この度は思いがけないご主人様の入院、手術で大変な事でしたね。
どうかご無理なさらずお大事になさってください。
確かにお庭仕事の日除け虫除けにワイシャツはもってこいですね。いいこと教えてもらいました。
そうでした。
バティク、とってもステキですね!
じゅんこさん
初めまして。いつも見ていただいてありがとうございます。
昨年暮れから作業が立て込んできて、並行して夫の膝は悪化の一途をたどって、でもここで手術していただいて、とっても良かったと思います。もっとも、本人としてはまだ痛くて「よかった」と素直に喜べない心境だとは思いますが。
その昔、Yシャツのリフォームが婦人雑誌などによく載っていました。定番は襟ぐりを切り取って、前後ろを反対にしてかっぽう着として着るというものでした。今でもつくっている方がいらっしゃるようです(http://hibitann.exblog.jp/)。でも作業着は襟があった方がいいので、まぁ、無精者のせいもあり、ただそのまま着るだけです(笑)。
春さん、こんにちは。2月に入ってからあれこれやり出しまして締め切りに追われ、ちょっとひと段落着いてブログを読んでいます。ご主人様、膝の手術だったのですね。ご無事に済んでよかったです。安心ですね。両側のお隣さんも、両膝、方膝だけ、人口膝です。昨年次男が大腿骨の手術を受けました。医療関係者の方々と進歩に大きな感謝です。
作業着、私たちも主人の元ビジネスYシャツなんですよ。私はストライプやチェックの柄を着るようにしていますが(笑) いいですよねYシャツ、襟を立てると首の日焼けを防げますし、サイズが大きいので風通しよいです。お義父さんは、作業をする時もスーツを着ていましたよ。日頃からいつもきちんとした姿でしたので作業の時もそのスタイルを崩さないのかな、と思いながら主人に聞くと「古い背広、ポケットに工具やネジを入れてる」と話していました。スーツを着てハシゴを上って瓦の点検をしていたり、研磨機を使っていたり。スーツで野良仕事、想像できました。みなさん、同じことしていますね。
Blue moonさん
確かに医療の進歩に感謝です。
手術の次の日は膝にはギブスもはめて寝たきりでしたが、三日目にすべての管やギブスが取れてリハビリ開始、四日目に車椅子と並行バーを使っての歩行訓練、五日目に自分だけで車椅子でトイレOK。早!驚きました。
二日目にはかなり落ち込んでいましたが、連休前の退院という目標もできて、本人はがぜん張り切っています。
そうですか、Blue moonさんちもYシャツ派でしたか。確かに女性には大きいので気持ちいいし、袖口はまくり上げることもできるし、きっちり閉めることもできるし、汚してもおしくないし文句なしですね。願わくばスーツのようにいっぱいポケットがあるともっといいですが(笑)、ときおり胸ポケットに眼鏡を入れていて、身体を折り曲げて落としたりすることがあります。
スーツもいっぱいあるけれど、それはちょっと(笑)。冬の上着はいまのところ全部息子たちのお下がり(お上がり?)のウインドブレーカーみたいなので間に合っています。
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