瓦屋さんが、
「穴を深くしてみましょうか?」
と彫ってくれましたが、石が割れるのを恐れて、ちょっと彫っただけでした。そのため、安定感があるというほど深くはなかったのですが、竹箒を切り取った竿は惜しげもないので、取れたらまたさせばいいやくらいに思っていました。
ところがあれから半年、強風が吹いても、クヌギやなコナラの枝がたくさん折れるような台風が来ても、釣竿は、一度も吹き飛ばされたことがありません。
大雪が降った日(1月22日)は、風も強くて、屋根の下においた車にさえ雪が積もりました。
朝見ると、恵比寿さまは、竿ごと雪にすっぽりと覆われてしまいましたが、数日経って雪が溶けてみたら、しっかり竿を持っていました。
恵比寿さまの乗っている屋根は北向きなので、三度目の雪が降るまで、最初の雪が溶けきらずに残っていました。
ところが、三度目の雪が朝方降りだし、昼になって雨交じりになったせいか、
その日の夕方、屋根に残っていた雪がどさどさと、ほとんど落ちてしまい、軒下は雪だらけになりました。
最後まで残った恵比寿さまの周りの雪も、二週間経って、昨日にはとうとう消えました。
やれやれと思ったら、今朝、またうっすらと雪が積もっていました。
でもよく晴れそう、午前中には溶けてしまいそうです。
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