2019年2月7日木曜日

かぎ針編みのひざ掛け

母が編んでくれた毛糸のスカートを解いてつくり始めたひざ掛けが、着手して丸4年過ぎたところで、やっと半分の50枚できました。
単純計算してみると1年で12.5枚、あまりのスローペースに我ながらうんざりします。
いつだったかテレビで、男性の編みものデザイナーの方が、2日で1枚のセーターを編むと言っていました。
比べるのもおこがましいのですが、大違いです。


ほとんどが中細毛糸を使っていますが、なかには太い糸や細い糸もあるので、モチーフの大きさも違ったりしています。ただ、この編み方だと、つなげればなじむはずです。

縦方向にはもうつないでありますが、横にはまだつないでいません。


というのも、手元にある糸だけで編んでいるので、もし「ある色」を使い切ってなくなるという事態に陥った場合に、色あいが変わることもあるので、それによって色が偏らないように、今できている長い10枚つなげたものを、これからつくる細長いのと交互につなごうと思っているからです。

1月の終わりごろ、久しぶりに出してみたときは、42枚できていました。とりあえず50枚まで頑張ろうと、寒い日や風の強い日、大工日和の日にもちょっと気分転換にと、少しずつやっていたら、10日もかからず8枚できました。集中さえすれば、もっと編めること、請け合いです。
残りの50枚を、数年のうちに完成できるかどうかは、ひとえに心構えの問題のようにも思われます。

このかぎ針編みは、「Grandma's Blanket」の一種で、イギリスのおばあちゃんなら、
「今週末にバザーがあるんですって。では私はひざ掛けでも編みましょうか」
と言って、一晩で25枚くらい編み上げてしまう代物です。


何はともあれ、51枚目を編み始めました。
白はもともと少なかったので、中心に近い、糸を少量しか使わない部分を編んできましたが、あと50枚持つかどうか、糸が残り少なくなっています。







2 件のコメント:

karat さんのコメント...

50枚とはすごいですね…。モチーフ編みは大変です。途中で糸を替えなくてはならないし、その糸端の始末がまた面倒で、最後につなぐのも大変…。うまくできたことがなくて、私も結局途中で放り出しています…(^^;)。
手芸本等に載っている大きなモチーフつなぎの作品を見ると、その根気に感服します。(^^)。
手芸本のは色合いもそろっていて糸の種類も同じなので、きれいですが、家にある残り毛糸を使おうとすると、色々種類も太さも違っていて、これが一番厄介ですね。

さんのコメント...

karatさん
かぎ針編みって、端がくるっと巻きあがってくる癖がありますよね。ねじれるし。それが怪我の功名(笑)、長く放置しておくと癖が取れてなじんでくるようです。
私もモチーフを決めるとき、何段にするか悩みました。あまり大きくすると絶対飽きるし、小さくするとたくさん作らなくてはならないし。そんなに嫌ならつくらなきゃいいのにっていう話でもあるし(笑)。それで7段にしたのですが正解でした。4段目くらいまではまことにすいすいと進みます。5段目あたりから色選びにも、編み進むにも苦痛を伴ってきます(笑)。
色の配置をあらかじめ決めると足りない色が出てくるので、アトランダムにしましたが、それはよかったかな。細い糸はざっくり編んで、太い糸(厳密には太さが一定ではない糸)はきゅうきゅうに詰めて編むようにしていますが、なかなかうまくいきません。