門の瓦を一部外してもらったのは、約1年前のことでした。
その奥に息子の家を建てることになり、コンクリートミキサー車をはじめとする大きなトラックの通行をたやすくするためでした。
乗用車は問題なく通れたのですが、車体の高い車が、破風板の突先のところに当たらないように通るには神経を使いました。
そのため、瓦屋さんに瓦を外してもらって、瓦のなくなった屋根を斜めに切り取り、2トン車なら問題なく通れるようになっていて、そのままになっていました。
外した瓦は、もちろん全部取ってありました。
それを昨日、瓦屋さんがなおしに来てくれました。
以前夫に、
「あそこはどうするの?」
と訊くと、
「復元するんだよ」
と言っていたので、斜めに切った野地板、垂木、破風板などどうやって復元するのかと悩ましく思っていたところでしたが、どうやら元の形にしないで、段々にして仕上げてもらうことに決めたようでした。
瓦は端は役物を使って仕上げます。斜めに瓦を切るとなると、でこぼこになって美しくないだけでなく、雨やごみが入りやすくなります。
母屋の居間の屋根は寄棟で、その他の部分の切妻屋根なので、ぶつかっているところは斜めに瓦を切ってあります。高いところだし、切り端をまじまじと見ることはありませんが、低いところだと目立ちます。
破風板は短く切ってしまっていたので、新しくつけ替えました。
破風板は厚みや幅から見て足場板を使っていると思われますが、この破風板の板幅は240ミリ以上あり、我が家の残っている足場板の切れ端は、どれも240ミリ以下、瓦屋さんがそれでは破風板と破風板の合うところに段ができると納得しないので、幅の広い板から切り出してつくりました。
破風板のすぐわきの垂木も短かく切ってしまっていたので、新しいものと取り替えました。
まだ、棟瓦は乗っていませんが、こんな感じに落ち着きます。
この屋根は穴を開けてあるので、棟瓦が乗っていない状態では、奥行きの短い部分だけ高く見えて変な感じがしますが、棟瓦が乗ったら、一体感が出ると思われます。
6 件のコメント:
戦後新聞に登場したマンガ「ブロンディ」にはアメリカの家庭生活が
随分驚きました。
それから50年以上当時には想像できない生活に
それと同時に小さな幸せも飛んでしまいました。
昭ちゃん
アメリカ映画やテレビのアイラブルーシーなどの世界と日本の生活が全く違っていた時代がありましたね。洗濯機とか冷蔵庫とかバスルームとか。
家電に関しては日本も変わりましたが、居間を使いこなすなどに関しては、今も全然違うのかもしれません。
アッ ルーシ-よく見ました。
昭ちゃん
みんな見てました(笑)。
当時の面白い話は山ほどありますがあまり書いても。
昭ちゃん
あはは、映画もテレビもよく見ました。
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