2022年7月1日金曜日

『パンとスープと猫びより』と、

「アマゾンプライムの、ただで観られるプログラムで、『パンとスープと猫びより』っていうのがあるんだけど、それを観てみて。トラちゃんに会えるわよ」
と、お隣のMちゃんが言います。
「物語はどうってことないから、早送りでトラちゃんだけ見たらいいと思う。トラちゃんそっくりよ」


と言われて、観ました。
ドラマの猫、「たろ」はよく鳴く猫で、そこはトラと違いますが、確かによく似ていました。もっとも、キジトラの猫はどれも似ているのかもしれません。
Mちゃんから、
「早送りで、猫だけ観たらいい」
と言われていたのに、第1話から最終話の第4話まで、じっくり観てしまいました。


ついでに、同じく群ようこ原作の、配役もかなり重なっている『かもめ食堂』も観ました。
出演している小林聡美さんももたいまさこさんも知らなかった。初めてお目にかかる方々だったのですが、とくにもたいまさこさんがいい味を出していて、すっかり好きになってしまいました。ちなみに、『かもめ食堂』に出てくる片桐はいりさんは、『あまちゃん』を観ていたので知っていました。
この写真の右後ろに見えている、フィンランドのアラビア社のアンティ・ヌルエスニエミのコーヒーポット、私も赤いのを持っています


それからこのお皿、やはりアラビア社のイッタラ24h Avecですが、『かもめ食堂』がどんな映画か知らないのに、このお皿が使われているということだけは知っていました。なんだ、フィンランドで撮影された映画だったのか。だったら、フィンランド製の食器や台所道具がたくさん出てきても、不思議ではありません。
『かもめ食堂』には、アラビアのサルパネヴァのキャセロールも出ていました。黒い色のものだったので、復刻版だったのかもしれません。

右後の黒いのがサルパネヴァのキャセロール

そしてやかんは、フィンランドのオパ社のマリのステンレスケトル、これは私は持っていませんが、確かhiyocoさんが持っていたような。
映画の中では、コーヒーポットやキャセロールはただのお飾りで、一度も使われていませんでしたが、やかんは大活躍していました。


ついでに、同じ監督さんなのでしょうか、『めがね』も観ましたが、こちらは超ぶっ飛んだお話でした。


古本が手軽に手に入るという悲しさ(?)、『パンとスープと猫びより』は文庫も買ってみましたが、こちらに書かれている猫の「たろ」は、トラとは似ても似つかぬ巨漢猫らしい、トラをほうふつさせるものは、何もありませんでした。







6 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
かもめ食堂に出演されているもたいさんと小林さんは、「やっぱり猫が好き」というフジテレビのドラマで共演されてました。
画像を見て、てっきりその続編なのかと思いました。

rei さんのコメント...

トラちゃ~ん。


「かもめ食堂」何年も前に何度か観ました。フィンランドの風景や市場の様子、インテリア、食堂で作り出される料理やシナモンロールなど。本も読んでみましたが、珍しく、本より映画の方が遥かに面白かったです。

映画では語られていませんでしたが、本に拠ると主人公がフィンランドに行って出店した資金は当選した宝くじの賞金との事でした。

またもや余談ですが、食堂繋がりで、小川糸の著書「食堂かたつむり」が面白いです。

さんのコメント...

かねぽんさん
『やっぱり猫が好き』の無料配信は、アマゾンプライムビデオではありませんが、他であるみたい、夜に観てみます。
確かに出演者が同じで似たお話、どうでもいいといえばどうでもいいのだけれど、暑さの中、ひとときを楽しんでいます。

さんのコメント...

reiさん
『かもめ食堂』はずいぶん前のお話でしたね。名前だけ知っていました。映画館で観るのもいいけれど、今のように繰り返して観ると、伏線とかいろいろわかって、二倍楽しめる感でじ、嫌いではありません。
私も、本より映像の方が面白いということは今まで経験したことがありませんでしたが、『パンとスープと猫びより』は、映像の方が面白かったです(笑)。監督さんとか出演者がそれだけ面白かったということかな?
『食堂かたつむり』、ポチっとしました。

hiyoco さんのコメント...

OPAのやかん、半球の形のものを持ってます。映画の形が定番で、私のは限定的だったのか検索しても中古でしか出てきません。油焼けをスポンジ研磨材でゴシゴシやるので、残念ながらピカピカさは失われました。20年以上1日何度も使っているのに、ダメになる要素が一つも見当たりません。OPAを知らず、買う時ビビるほど高かったけど、結果安かったですね(笑)。
もたいまさこさん、独特のテンポでいいですよね!とてもおしゃれさんです。

さんのコメント...

hiyocoさん
知らなかった、hiyocoさんの持っているものは、てっきり今でも売られている直線のやかんだと思っていました。
ステンレスのやかんはあの胴焼けが嫌で、私は今は銅のやかんで満足しています。やかんは好きで、台所に4つもゴロゴロさせているのだけれど(そのうち2つはステンレス、笑)、結局使っているのは一つだけ、あとのは思い出したように洗って、その時だけ愛でています。
かねぽんさんがふれていた『やっぱり猫が好き』をちょっと見たけれど、もたいまさこさんも小林聡美さんも若いときは普通の人、年を重ねてからの方がいい味を出しています(笑)。