2022年9月15日木曜日

ひと裁ち折り紙

先日、たくさんで来られた方たちの中に、夫の同窓生で古い友人のYさんがいました。
Y夫人と私たちは初対面、夫とYさんとは卒業以来の再開でした。


自家製の梅干をいただきましたが、その中に折りたたんだ紙が入っていました。
直線が引いてあって、ここを切ってくださいと書いてありました。


広げると、中に赤い紙が入っています。


あら不思議、ハート形に切れていました。


Yさんに実演もして見せていただきましたが、さっと3回くらい折るだけで、直線で切っただけなのに曲線に見えるハートができて、びっくりでした。
アルファベットや数字は全部切れるそう、動物もできるというので猫をお願いしてみました。


これが猫。
数回折って、一か所を直線で切り取っただけで、尻尾もある猫ができました。
魔法のようで、頭の中がどんなになっているのか、さすが建築家という感じでした。
ご本も出されています。書評を見ると、マニアックで自分のものにすることはできないけれど、直線で切るだけでこんなことができるなんて面白い、子どもに折り紙遊びや切り紙遊びをさせようとするには適してないとか、などというのがありました。
確かに、誰にでもできるというものではなさそうですが、こんなことができたら、周りの人たちを、おおいに楽しませることができます。
素敵な一芸でした。







 

7 件のコメント:

af さんのコメント...

す・す・す・す・すごいです~!!!
図書の名前を教えください!!!

hiyoco さんのコメント...

折り方が計算し尽されていますね!線対称の形だけではないのがすごいです。
タイトルそのままなのですぐ本は見つけましたが、Yさんのお父さんの半生がこの冬映画公開されるという記事に驚きました。

さんのコメント...

afさん
検索の達人のhiyocoさんでなくても見つけやすいと思います(笑)。『ひと裁ち折り紙』など3冊出されています。

hiyoco さんのコメント...

なぜかわからないけどチラシを渡されたのですね(笑)。
ひと裁ち折り紙関連だったか、「Yさんのお父様の半生が映画になりました」と紹介している方がいて、自主映画か何かかしら~とお父様の名前&映画で検索したら、豪華な役者が揃った大々的な映画でびっくり!思い返せば、制作発表のニュースをテレビで見た記憶がありました。
叔父様も大変な体験をされたんですね。でもシベリアは摩訶不思議な世界だとも思っていらしたんでしょうね。楽しそうにシベリアの話を聞く春さんたちを見て嬉しかったに違いありません。


さんのコメント...

hiyocoさん
叔父は小さいころからひょうきんな人だったらしく、母はいつも笑わされていたと言っていました。
話はちょっと盛っている感じ、私が生まれた時、叔父は初めて東京にきて、渋谷で地下鉄に乗ろうと入り口を探したけれど、どこにも地下に降りていく穴がない。探しに探して疲れてふと上を見上げたら駅があったなど、大げさな話をするので、私と弟は大喜びでした(笑)。
戦後社会科の先生になって、日本国中発掘調査とかに歩いていましたが、その話もどれも面白くて、よい叔父でした。
Yさんの父上のお話はどうして映画になったのか、夫に訊いてみましたが、「知らねぇよ」ということでした(笑)。

hiyoco さんのコメント...

渋谷の銀座線の駅の話ですね!私が横浜に住んでいた小学生時代、父は渋谷に通勤していて、「地下鉄なのに3階に駅がある!」と何度も口にしていました。衝撃的だったようです。
面白い叔父叔母の存在って、人生に多大な影響を与えますよね!夫を見ていてそう思います。

さんのコメント...

hiyocoさん
そう、銀座線渋谷駅の話です。あれで渋谷ってすごい谷だったとわかります。
昨日は羽田モノレールの開通の日だったとか、1964年のオリンピックの開会式直前に開通されたのですが、料金が浜松町ー空港間が250円だったそうでびっくりしました。今は500円だそうですが、250円は、当時では考えられない値段です。
地下鉄は、私の高校時代は銀座線と新しく開通した丸ノ内線しかありませんでしたが、運賃はどこまで行っても20円均一(国鉄の最低区間は10円)で、通学定期を買うとどの駅でも定期で乗り降りできました。お金のない高校生としては大助かりでした。

優しい叔父叔母もいいけれど、面白い叔父叔母は得難い存在です。シベリア帰りの叔父からは一緒にお風呂に入りながら、祇園小唄など教わりました(笑)。古いですね。昔は4番まで歌えましたが忘れてしまいました。