先日いただいたお菓子は、豪華な包装でした。
たぶんヴェトナムでつくられた籠、まだ円が安くなかったころに仕入れていたものだろうし、籠の値段は価格に反映させているだろうし、なくなれば包装スタイルも変わるのだろうから、何も私が心配することはないのかもしれません。
しかしこの籠は、私としたらどう扱ったらいいのでしょう?
愛でて使うには雑過ぎるし、捨ててしまうにはつくった人に申し訳ない感じです。何かの包装に使ったとしたら、貰った人がまた悩むことでしょう。
こちらは焼き菓子の箱です。息子がもらってきたもの、直径20センチもあるのに、中には焼き菓子が6つ、大きな紙にふんわりと包まれて、ぱらっぱらっと入っていました。
「あれっ、これだけ?」
バラの数が6つですから、はなから6つ入れるつもりでつくったものでしょう。
この四分の一の大きさの箱にでも十分入ったはずです。ものの使い方という意味では贅沢すぎる気がします。この箱も、ひと思いには捨てられず、そこいらに転がしておいて、古びたり壊れたりするのを待つほかありません。
不必要なものをたくさん持っている私が、とやかく言うことではありませんが。
2 件のコメント:
竹の籠のお菓子の包装、捨てるにはもったいないけど結局使い道を思いつかず、押し入れで眠っています、我が家でも~。
hiyocoさん
困りますよね。中途半端なので、使うには困るし、捨てるにも困るし。
籠などがつくられている地域で、何かを買ったら思いがけず入れてくれたなら喜びもあるのですが、籠入り=高級感を狙っているというのは、そもそも違うような。
先日、店の前を通ったら珍しく売っていたからと息子の連れ合いが空也の最中を買って来たのですが、小さくてシンプルな箱にぎっしりと詰まっていて、老舗の潔さを感じました。
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