タンクに水を入れ、そこから伸びた細いビニールパイプの先にノズルのついた口腔洗浄器を長いこと使っていました。
ビニールパイプが傷んで水漏れするようになったので部品を買おうと思ったら、取り扱いがなくなっていました。
複雑な形をしているのに電気製品なので丸洗いするわけにもいかず、きれいに保つのに限界があり、水垢がたまって汚れてしまっていたので、丸ごと買い換えようとして調べると、口腔洗浄器はすっかり形が変わってしまっていました。
3台目を買ったのは、15年ほど前だったかしら、そのときは、この形のものだったのに、いまでは別の姿のものになっていました。
で、新しく買ったのがこれです。
充電式で、電気コードもビニールパイプもありません。格段に清潔に保ちやすくなったのですが、残念ながらタンクの中は拭くことができません。水垢が溜まったら取り換えなくてはならないようですが、どうやって外すんだろう? 想像もつきません。
電気コードのあった古い口腔洗浄器は、洗面台の方には置くスペースがなかったので、いつもコードを邪魔にしながら、背面の洗濯機の脇に置いていました。その年月が長かったため、新しい洗浄器に替わっても、歯磨きがすんだら洗浄器を取ろうと後ろを振り向いて手を伸ばす癖が、1ヵ月ほども続きました。
最近やっと慣れてきて、振り向かなくなりました。
習慣とは恐ろしいものです。
洗面台の方にも、棚をつくる予定でしたが、手が回らないでいるうちに、はめていた板鏡が3.11の地震で落ちて割れてしまいました。割れた板鏡は元の住処から持ってきたものですがしかたない、寸法を測って新しく板鏡を注文したその日だったか、益子の中古品+古書のお店の「内町工場」で、新しい板鏡を買うより安い、アメリカ製だという額縁つきの頑丈な鏡に出逢いました。
サイズもぴったり、すぐに板鏡をキャンセルして、額縁のついた鏡を買ってきました。
ただ、天井の照明はいっぱいいっぱい、洗面台もいっぱいいっぱい、額縁には厚みがあるので、板鏡だったときよりさらに棚がつくりにくくなりました。
壁も木ではなくコンクリートなので、壁の途中に浮いているような棚もつくれません。と考えあぐねているうちに、とうとう棚なしで今日まで来てしまいました。
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