2024年12月17日火曜日

生ゴミよ、キエーロ

以前、庭に堆肥を積んでいましたが、カブトムシが卵を産み、たくさんの幼虫が育っているところをイノシシにひっくり返されて食べられてしまうので忍びなく、やめてしまって生ごみを燃えるごみとして捨てていました。
でも、何とかしたいと思い、生ごみ処理器を庭に置いているM+MのMちゃんに、使い勝手はどうかと尋ねたことがありました。
「うちのはあまり使い勝手がよくないの。Yちゃんが勧めていたのはどうかしら? 訊いてみるね」
と、Mちゃん。
しばらくして、それが「キエーロ」という名前であることがわかり、一緒に手に入れることにしました。那珂市の大工さんの家でワークショップをすると言われ、それぞれの日程を調整して、12月16日と決まったのは、もう2カ月も前のことでした。
私もMちゃんも、なぜ八郷ではなく那珂まで行くのか、そしてワークショップとはどんなものか知らないまま、昨日、軽トラックを運転するYさんの後ろについて、Mちゃんと一緒に那珂市の大工さんのNさんの家に行きました。


行ってびっくり、何かお話を聞いたりしてキエーロを受け取って帰るのではなく、その場で自分で組み立てるのでした。参加者が2人以上いればワークショップを開くとのこと、参加者はMちゃんと私だけで、Yさん、那珂市で環境運動をしている女性の方、そして大工のNさんがサポートしてくださいました。


材料が揃えられていて、枠がつくってあって、それにしたがってつくればいいとはいえ、インパクトドライバーに触ったこともない人は大変ですが、私は親しんでいたし、Mちゃんも我が家を手伝ってくれて経験ずみ、なんとかつくり進みます。
間伐材を丸棒にした材料はヒノキと杉の2種類あり、箱の下になる部分にヒノキを使います。


まず短い面に丸棒を半分に割った材を張り終えたら、長い面を張って立体にしていきます。


床はちゃんと丸く穴を開けてくれています。


床はビス止めせず、置いただけの仕上げでした。


各自手づくりと言いながら、最後は大工のNさんが仕上げてくれました。
そして、Yさんが軽トラックで、家までできたキエーロを運んでくれました。

土を八分目ほど入れ、穴を掘って生ごみを入れると、ゴミが消えてしまうので「キエーロ」という名前がついているそうです。土だけで、EM菌のような菌を入れる必要もなく、弱っているなと思ったら、糠など入れてやればいいのです。できれば陽当たりのいいところに置いて、分解を促さなくてはなりません。

今日はどこに設置するか決めて、よい土を探そうと思っています。






0 件のコメント: