久しぶりに山越えをして真壁の石屋さんに行きました。
以前のブログを見返してみると、2018年に敷石を買いに行っているので、7年ぶりになります。
2011年3月の地震のあと、痛ましくも石屋さんの広大な石置き場はがれきの山でした。年月が経ち、すっかり立ち直った石屋さんは、また地震で倒れてしまいそうな高いものをそびえ立たせていました。
地震を恐れていては商売にならないのでしょう。
地震を恐れていては商売にならないのでしょう。
カエルは「無事に帰る」と引っかけて、置いている家をよく見かけます。このカエルは大きさが手ごろな売れ筋商品なのか、たくさんいました。
ところで、2018年に見た巨大なカエル、今回は見かけなかったので、売れたのでしょうか?
新たに3メートルもある招き猫がいました。
「いらっしゃいませ」と書かれたお札を持って招いていますが、こんな大きな招き猫を店先に置けるのは、いったいどんなお店でしょう? 温泉旅館などもありかと思われます。
猫の後に隠れているのは、明峰筑波山です。
石像たちは、すべて中国で彫られて日本にやってきます。よくぞこんなに重いものがはるばる運ばれてきたものだと、感心してしまいます。
中国の石に加えて、以前はなかったヴェトナム産の石がたくさんありました。
奥の短めの石だって一人では持てない重さ、ヴェトナムでも、採掘に日本と同様な近代的な道具や機械が使われているのを願うばかりです。
8 件のコメント:
おはようございます。
なるほど、最近よく見かける黄色い御影石はベトナム産だったんですね。
あとカエルの他にブタの石像もありますね。ブタは金運や蓄財と関係あるとか。
僕の家にも置きたいです。
かねぽんさん
ヴェトナムは中部のクイニョンというところで石を切り出しているようです。黄色い石はホームセンターでも見ましたし、日本国中に広まっているのですね。
日本でも掘れば石が出てくるのでしょうけれど、日本産は人件費の関係でとても高いものにつくのでしょう。一時は全国に石を送り出していた真壁でも、今はまったく掘ってなくて、いち早く町中から出て郊外に広い場所を確保し、輸入に舵を切った石屋さんだけが生き残っています。
豚の石像もいろいろありましたが、写真の笑っている豚、かわいいでしょう? こんなのが庭にいたら、通るたびに撫でてやりたくなりますね(笑)。
こんにちは。度々失礼します。
米沢にも小規模ながら花崗岩の岩脈があるんですが、もっぱらダイナマイトで爆破して土木工事用の砕石として利用しているようです。そこの監督らしき人と話をする機会があって、色々教えてもらったんですが、砕石はそのままコンクリートに使うといわゆるアルカリ反応でもろくなってしまうので、アスファルト舗装の基礎に使う事が多いそうです。
その現場で貰ってきた石のかたまりから取り出した小さな水晶がまだ手許にあります。
かねぽんさん
この近くに、新幹線をつくるころから、砕石を採るために崩された山があります。東京タワー、高速道路などなど、その恩恵にあずかったようです。
花崗岩はそのままコンクリートに使わない方がいいのですか? 我が家のコンクリート工事では何度も採石場に行って買ってきましたが、今調べると花崗岩らしい。でも、石英もところどころに混じっているけれどほとんど暗灰色の石でした。
水晶って、石展などで見ると比較的安い石だけれど、自分で発見するとすごい宝物になりますよね(^^♪
砕石も何年か野ざらしにしておけばコンクリートに使えるらしいです。
でも一番良いのは川原の丸くなった小石です。
かねぽんさん
そうだ、思い出しました。コンクリート打ちの前に基礎に敷いたりする砕石は採掘場から買ったのですが、コンクリートは生コン会社にお任せだったのですが、お願いした生コン屋さんがもとは石屋さんだったので、小石入りのコンクリートを打ってくれました。おかげで、コンクリートをはつったのですが、砂利が見えています(https://koharu2009.blogspot.com/2010/10/blog-post_14.html)。あっというまに何もかも忘却の彼方でした(笑)。
中国より遠い、ベトナムからの輸入なんですね!
そこまで石の魅力があるのに、国内では国産の御影石を粉砕して廃棄している現場をみました。数年前、つくば市のペデストリアンの再生で、笠間産の御影石が大量に粉砕され産業廃棄物として捨てられるのを見て、反対運動をしたのが、ついこないだです。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか・・・
afさん
みんなが目先の経済の論理で動くからでしょうね。
ヴェトナムって、つい最近まで鎖国していたと思っていたのに(だいぶ前で思考が止まっている私)、石は輸出する、コーヒーはブラジルに次いで世界2位、人は世界中どこにでも行っているなどなど、すごいヴァイタリティです。
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