2025年6月6日金曜日

コーヒーキャニスターは無傷

キャニスターに入っていたコーヒーがなくなった時点で、久しぶりにコーヒーキャニスターを洗いました。


もしかしたら、洗ったのは10年ぶりくらいでしょうか、なくなった時点で次を袋から出して入れるので、つい洗うのを怠ってしまうのです。


コーヒーをつくるのは夫の役目ですが、アルミのキャニスターはへこみもなくてきれいな姿をしています。夫が常用するものは、だいたいへこんだり、焦げついたり、惨憺たる様子になっていることが多いのですが、このコーヒーキャニスターはしぶとく生き延びています。


被害に遭っているのは、例えばこの海苔入れです。
蓋は置いただけで音もなく閉まるのが売りの、精巧な京都の開化堂の茶筒ですが、もうめちゃめちゃになっています。
最初、夫がおにぎり片手に塩のついた手で蓋を開けたり、濡れた手で触るので注意しましたが、どんどんひどくなり、汚らしく錆びてしまいました。
蓋は置いただけでするする閉まるのですが、優雅にそれを眺めたりする夫ではありません。無理やり閉めたり、閉めずに置いたのをテーブルから落としたりと、茶筒を散々な目に合わせて、見る影もなくなってしまいました。


本体はぼこぼこ、縁もでこぼこ、


中蓋も歪んでいて、置けば自然に閉まるどころか、中蓋で本体の縁を広げるようにしなくては閉まらなくなっています。


開化堂は、傷んだ茶筒を修理してくれるのも売りです。数年前、修理してもらおうとネットで調べたら、とても混み合っていて受けつけを中止していました。こんなにひどい姿となった今では、修理にも出せません。このままつきあっていきます。




 

2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

蓋を置くだけで自然と閉まるってすごいですね。値段を見てびっくりしましたが、茶筒の値段に驚いた記憶があって、開化堂のインスタを遡ってみたら、去年の銀座松屋の手仕事展に出展されていました。そこで見たんだった!
修理ってどこまでやってくれるのでしょうか。新品のように蘇らせてくれるのかな~?

さんのコメント...

hiyocoさん
私も今値段を見てびっくりしました。私が買った時は、そんなに高くはなかったような気がします。あんまり高いものは、さすがに買わないでしょう!
ところで、そんな高い茶筒をぼこぼこにするなんてもったいないですね。今も修理は受けつけてない様子。取っ手が取れたとかではなくて、ぼこぼこが修理できるでしょうか?修理に出すと、こんなに汚くした人はこれまでいないと言われそうです(涙)。修理代も高そう、やっぱりこのまま使います。