なっちゃん

二階に二つ展示室があるのですが、民具などの展示室の方は、慢性的なもの溢れ状態です。
テイストも形も違う雑多なものを、限られた空間にどう納めるか。頭を使って棚をつくったつもりでしたが、納まりきれないものが、そこここに転がっています。
なんとかもっとすっきりさせたいと、折に触れて考えていますが、なかなかよい解決方法が浮かびません。

そこで、形が揃っている「なっちゃん」を、梁の上に移してみることにしました。
ちょっと暑苦しいのですが、もう壁面は残っていないし、新しい棚を置くスペースもないので、しかたがありません。しばしここに置いてみて、更なる対策を考えたいと思います。




息子の名前が「なっちゃん」なので、なんとなく集めはじめたなっちゃん缶。
目についとき買っただけで、わざわざさがしたこともないし、これで全部とは思えませんが、一応１９９８年から２０１０年まで毎年途切れないであります。

ペットボトルは何本か中を腐らせて捨てたので、一時買うのを控えていましたが、最近は空きボトルにして取ってあります。

一度だけ、なっちゃんがなっちゃんを飲んでいるのを見たことがあります。
上野駅から成田までのスカイライナーの中で、なっちゃんを両手で持った小さな女の子を見ていたら、お母さんらしき人が、「なっちゃん、気をつけて」と声をかけていました。

息子に、「いつでも持って行って」と言っているのですが、その気がなさそうです。