どうってことのない、曲げわっぱのお弁当箱です。
かなり傷もついていますが、まだ食器棚の片隅にいて、ときどき菓子鉢などになっています。
こちらはもっと素朴な曲げわっぱです。めんぱと呼ばれたものでしょうか?
白木のままで、なにも塗ってありません。
上の朱塗りのものより大きいこともあって、お弁当箱としては、こちらの方が活躍しました。
このめんぱは、蓋が深いのが特徴です。
もともとは、山仕事に行った人たちが、蓋に味噌をひとかたまり入れて、熱した小石を入れて温めて、即席の味噌汁をつくって飲むために、蓋が深くつくられていたようです。
そんな使い方をしたことはありませんでしたが。
こちらは、お弁当箱としては完全に引退しています。
いまは、編みかけのレース糸と鈎針が入っています。鈎針編みの鍋つかみをつくりはじめたのは、もう一年以上前です。つくりかけのポシャギを入れた籠もあったし、編みかけのマフラーを入れた籠もあります。いつか、なんとかしたいものですが。
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