2011年10月26日水曜日

蚊遣りの招き猫





父が、同窓会の冊子を見せて、友人が趣味でつくっているという招き猫の写真を見せてくれたことがありました。
「欲しいなら、頼んでやるよ」

しばらくして、私にと、大小三匹の招き猫と、父に一匹の招き猫が送られてきました。




決して上手ではありませんが、一つ一つ丁寧につくられています。




全部蚊遣りになっていて、一番大きい猫に普通の蚊取り線香が入れられ、あとは小さくしたものが入っていました。




父が88歳で亡くなってから、早八年経ちました。
招き猫の裏には、つくってくださった父の友人の名前が押されていますが、母も身辺整理をして古い本や手紙類は全部片づけてしまいましたし、どなたがつくってくださったのか、まったくわからなくなってしまいました。


4 件のコメント:

はっと さんのコメント...

安定感のあるどっしりした蚊やりですね。
一番大きな猫の耳には穴が開けてあるようですが、そこから煙がでるのでしょうか?私は、茶の湯での香合などをつくりますが、こうした蚊やりはまだ作った事がなく人の作品にお世話になってます。野良猫に割られ金つぎしてフランケンのような繕い蚊やりですが気に入って使ってます。

さんのコメント...

はっとさん
この猫たち、頭をはじめ、結構いろんなところに穴が開いています。でも、実際に蚊遣りとして使ったことがなくて、なんとも言えません。
香合猫も、蚊遣り猫も煙で汚れるのが怖くて、使わないので、使い勝手については、なんとも言えないところが、寂しい(?)ところです。

hatto さんのコメント...

線香のヤニで汚れるのはたしかにいやですよねえ。しかし香合は、香を焚くものじゃないんですよ。「香炉」は焚きもの香を使用しますが「香合」は、練香や香を入れて茶の湯のはじまりに客人にまわして使うものですのでヤニでよごれる事はありません。お好きな香りの練香を入れて、蓋を半開にしてお部屋で楽しまれてはいかがでしょうか?きっと猫香合も喜ぶことでしょう。

さんのコメント...

はっとさん
そうですね。入れておくだけでいいかもしれませんね。