2012年2月10日金曜日

雛を飾るーその二



お雛さまは、土間入り口のたたきの棚にも飾りました。


このコーナーの中心は、長野県中野人形の土雛さまです。

昨年は、旧暦の三月三日までお雛さまを飾っておこうかどうしようか、迷いました。桃の花の咲くころまで眺めていてもいいなと思ったからです。
結局、旧暦の三月三日を待たずに、新暦で片づけてしまったのですが、それがよかったのでした。もし、まだ飾っていたら、三月十一日の地震で土雛さまたちは大きな被害を受けたことでしょう。

中野土人形はとても手に入りにくい人形です。それよりなにより、三十年以上一緒に過ごしてきた愛着のあるお雛さまなので、ちょっと揺れやすいこの棚に飾るかどうか迷うところですが、地震のないことを願って、飾りました。


江戸時代のお雛さま





学生時代に京都の骨董屋さんで見つけた、嵯峨人形のお雛さま。


家族で訪ねて行った、兵庫県稲畑土人形のお雛さま。


妹の連れ合いの母上の形見の、ちょっとおもしろい顔の豆人形。


そして、その亡くなった母上の、手づくりのお雛さま。


二階に常時飾っている猫雛さまたちは、今年は連れて来ませんでした。
これは、母にもらった埼玉県春日部の壇飾りの猫雛さまです。



桃はまだ咲かないけれど、菜の花はそろそろでしょうか?

4 件のコメント:

micchi さんのコメント...

品の良いかわいいお顔のおひな様が一杯で、お祭りですね〜華やかです〜〜☆
おひな様の下の家具が、また素敵です!!
毎日宝物ばかりの日記を見せて頂き、
素敵な図鑑や図録を見ている時の満足感です。
うちも出さなきゃ、、です(おひな様の場所かたずけないとです。)

さんのコメント...

micchiさん
そうそう、片づけるところからですから、お雛さまを飾るのって、力が入りますよね。でも楽しいことでもあります。
棚は、ビルマの楽器を利用したものです。組み立て式になっていて、ゆらゆらするものだから、昨年の地震の時は、上のものが全部吹っ飛んでしまいました。
今日も地震がもう二度もありました。

hirugao さんのコメント...

せっかく良くなりかけた風邪がなんだかまたぶり返したようで、
だらだらしています。

春さんのもう一つのブログ発見で楽しませていただきました。
お雛様ですね。

落ち着いたすてきな雛様ですね。

私のは手作りばかりですがもう載せなくてはね・・・

さんのコメント...

hirugaoさん
ありがとうございます。今年もまたお雛様が増えてしまいました。
飾るのは面倒ですが、目が合うとお雛さまも喜んでいるようで、こちらも嬉しくなります。
手づくりですか。いいですね。母の手づくり雛はあるのですが、自分でつくったのは、友人の娘の初節句に差し上げてしまってありません。
三月三日が近づいてきたら、菜の花雛でも、つくってみます。