2012年2月15日水曜日

四角いお皿


四角いお皿をしまうとき、つくづく、
「丸いお皿はすぐれものよね」
と感心してしまいます。大小があっても、うまく重ねることができます。

それなのに、四角いお皿ときたら、同じ形のお皿でも重ならなくて、かさばるばかり。あいだに布をはさんでも、そおっとそおっとしまわないと、がちゃがちゃ、感じの悪い音を立てます。


それでも四角いお皿を使うのは、丸いお皿とは違った雰囲気が出るから。
凝った盛りつけをするわけではありませんが、お刺身などは、四角いお皿の方が似合うような気がします。 丸いお皿には似合わない、和菓子の盛り合わせも似合います。

三苫修さんのお皿です。


夫のお気に入りの白と黒のお皿。深いお皿を重宝していて、あとで浅いのも買い足しました。
白いのも、黒いのも、刺身こんにゃくとアボカドを一緒に乗せたり、ナッツ類を乗せたり、組み合わせて使うと、大皿に並べるより、まわしたりするとき便利です。

鴨工房のお皿です。


おひたしをつくると、必ずこのお皿に手を伸ばしてしまいます。
ほうれん草、三つ葉、せり。まとめて削り鰹などをかけたのも、胡麻和えにして崩したのも、どちらも緑がよく映えます。

しがみさこさん(kuskusさん)のお皿です。


このお皿とは、えらく長いつき合いです。
ローストビーフとかをどーんと乗せたら似合うのですが、ローストビーフどころか、我が家にはもう長いこと、牛肉の影も形もありません。

川崎毅さんのお皿です。


あらかじめ氷水を張って、お皿をきんきんに冷やしておいて、素麺を盛るのに使っているお皿です。
夫は麺は細いほど好きですが、素麺は茹でるときも食べるときもせわしなくて、私は苦手。素麺のときは、分量も茹で加減も、すべて夫任せです。
素麺は、それでも食べているうちに柔らかくなったり、つけ汁が薄まったり、せわしないことですが、暑い盛りには、まあ、これ以上のご馳走はありません。

笠間の陶炎祭(ひまつり)で、在庫整理なのか格安で売っていた、エドさんのお皿です。
伝統的益子スタイルでしょうか。一辺が尺一寸もある、大皿です。


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