2012年7月23日月曜日

布巾掛け


台所は、家の中でもっとも忙しい場所の一つ、汚しては片づけ、片づけては汚しの繰り返しです。

台所で、扱いに頭を悩ませるものに、たわし類と並んで、タオル・布巾類があります。少なくても、手拭き、お皿拭き、台布巾などをすぐ手の届くところに置いておかなくてはなりません。


我が家の台所は、既製品の引き出し類に、自分でつくった木の調理台を乗せてつくりました。
布類のことを考えて、引き出しはタオル掛けになる取っ手のついたものを選び、シンクの前面には、今でも手拭きタオルが掛けてあります。

でも、あちこちの引き出しに、布巾や台布巾を掛けていると、薄い引き出しの取っ手の場合、その下の引き出しを開けるとき、いちいち布が邪魔になりました。全体の雰囲気も散漫で、使いにくく、すぐやめました。

布類を一点でぶらさげると、場所は取らず、見た目も素敵ですが、乾かすためには、やっぱり広げて掛けたくなります。
割合こまめに洗濯していますが、それでも布巾には、台所で乾いて欲しいものです。


そこで、使っているのが、木製のタオル掛けです。1950年代のイギリスのものです。
ちょっと場所を取りますが、ジャガイモやタマネギを入れた籠とセットにして置いて、重宝に使っています。このタオル掛けの後ろの引き出しには、比較的使用頻度の低い、蒸し器などを収納しています。
掛けてあるのは、布巾、台布巾と、水切り籠を拭くための布巾の三種類です。


布を掛けるという機能だけ見れば、自分でも十分つくれそうなシンプルなタオル掛けです。でも、台所仕事の合間に、きれいな轆轤仕事に目をやるのは、機能をはたしているだけのものを見るのとは、別の楽しみがあります。


2 件のコメント:

HIROKO さんのコメント...

春さん、こんばんは。
いいですね、このタオルかけ。まさにこういう1か所でたくさん掛けられるのが欲しいなぁと思っていたところです。この写真を元に作ってもらおうかなぁ。

さんのコメント...

HIROKOさん
メキシコの職人さんだったら、絶対つくれますよ!つくってもらったら♪
家のは、幅67cm、高さ87cm、奥行は、上の丸い飾りで直径16cm、下に足がついていて、足の奥行が30cmくらいです。軽いから、片手で動かせます。

もっと、素敵なのができそうですね。