2015年4月4日土曜日
デッキチェアで憩うお嬢さんたち
人形用のデッキチェアです。
サンプルさえ手近にあれば、自分でつくることも簡単なものですが、細い釘を打つにしても、キリか細いドリルでまず穴を開けておかなくては木が割れるし、意外と手間はかかるものです。
それに、細い細い銅釘はさがすのが難しいし値も張る、そんなこんなで釘代だけでデッキチェアが一脚買えてしまうかもしれません。
さて、セルロイドの女の子たちを座らせてみました。
日ごろはキューピーたちといるので気にしていませんでしたが、椅子に座ると裸なのが、やけに気になります。
風邪が治ったばかり、まだ外にはいかない方がいいだろうと、服をつくります。
と言っても最初から、布端の始末なんかは手を抜くつもりで、レースのテープを使いました。
ちょっと幅の広いレースを二段つないで、上にタックを取り、タックを隠すように細いレースを縫いつけ、肩紐用にはお団子をつないだようなテープをつけて出来上がりです。小さな赤いボタンでもあれば胸に飾りたいところですが、あいにく小さなボタンが見つかりませんでした。
ハイヒールを履いて、ペンダントを首から下げたお嬢さんは、ちょっとスカートの裾の広がりが足りなくて、あまり足を折って座れなくなり、棒立ちです。
そこで、お嬢さんよりサイズは大きいけれど、年齢が幼い娘の服は、スカートのフレヤーを多く取りました。
身頃は、チロリアンテープです。
「どう、私の洋服?下着はつくってくれなかったけれど」
そう、ブルマーをつくっていたら、それだけでうんざりしてしまうだろうと、今回は省略しています。
ちょっと肩紐が長かったかな?
身ごろももう少し幅がたっぷりしていてもよかったのに。
ともあれ、服のできの良し悪しは抜きにして、裸で椅子に腰かけるより、よかったでしょう。
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