2016年10月11日火曜日

アスファルト屋さん登場

「九月になったら行きます」
と、七月ごろに言っていた、アスファルトの工事屋のMさん、待てど暮らせど来ません。
九月の半ばごろに一度電話したら、
「遅れてすみません。一週間くらいしたら見に行きます」
と言ってからも、二、三週間経ってしまいました。
どうしたのかなぁ、と思いつつも、材木を片づけたり、集塵機につなげた塩ビ管を埋めたりと、やることはいくらでもあるので、そのまま日が過ぎていました。

一昨日の日曜日、夫がSさんに、
「いい、アスファルト工事屋さんを知りませんか?」
と訊いたので、びっくりしました。夫は私には何も言わなかったけれど、Mさんのことはもうあきらめていたようでした。
「近々、役所に行って、八郷に住むアスファルト屋さんを紹介してもらおうとは思っているんだけれど」
とまで言っています。
私は、作業棟の下屋の屋根の下がぴしっと決まっていないことでは内心いらいらしていましたが、夫は何も言わないので、てっきり待っているのだと思っていました。まさか、そこまで考えていたとは...。

さて、昨日は体育の日、休日でした。
朝七時ごろ、アスファルトの工事屋のMさんから電話がありました。
「Mさんが、八時過ぎに来るって。手間を三人確保したって」
「あら、そう」
てっきり下見に来るのかと思っていたら、道具を乗せたトラック、砕石を満載したトラックが仰々しくやってきました。
わぁ、びっくり。
手間三人確保とは、どうやら休日でも働く人を見つけたということのようでした。Mさんも、小さな仕事だからと、我が家の仕事を軽視したわけではなく、長引く雨などで仕事が押せ押せになり、遅れてしまったことを気にしていたのでしょう。

そして、前日の夫の言葉が、風に乗って届いたに違いありません。


まず、測量し、水糸を張って高さを出し、水糸に沿って細かい砕石を入れては、プレートで均します。
 

凸凹していた軒下が、アスファルトを敷く前から、ぴしっと締まりました。
砕石が足りず、白く見えているところはまだ下地が終わっていません。


それにしても、トラックいっぱいあった砕石が、のぞいてみるとひとかけらもなくきれいになくなっていました。全部人力で動かしたのです。
足場屋さんといい、瓦屋さん、大工さん、そしてアスファルト屋さん、誰もが力持ちなのにびっくりしてしまいます。
 

この枠の中はお願いしていません。
「どうしてアスファルトにしないの?」
夫に訊くと、タイルを張る予定だそうです。しかも斜めに。
「私は張らないわよ。自分でやって」
タイル張りも私の嫌いな仕事の一つです。しかもそのままではなく、カッターで半分に切りながら敷くなんて、まっぴらごめんです。
今日は、アスファルト屋さんは別の仕事があってお休み、今からならここもアスファルトにしてもらうことが可能です。
今日一日説得してみるつもりだけど、うんと言わないだろうな。我が家のタイル張りのところは、これまでことごとく中途半端になっています。


苔が生えたり、草が生えたり、ひどいところは土に埋もれてしまったり。
もっとも、ただ管理が悪いだけのことですが。






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