2018年2月13日火曜日

お友だち


北海道ののらさんが、手書きの『のらつうしん 』に、こんな写真を載せていました。
五個セットで売っているところが同じだから、のらさんが見つけたのも、私が見たのと同じ、生協のチラシ上だったのでしょうか?

のらさんがこれを『つうしん』に載せていたわけは、どこの浜辺でも拾える「あるもの」に似ていたからです。


私は五個セットで買って、もう四個は使用中です。

ものがない時代に育ったので、その昔から、植木鉢の穴をふさぐには、祖母や母に倣って割れたり欠けたりした植木鉢の破片を使っています。ときおり、買った植木鉢の底に入っているプラスティックのネットを再利用することもありますが、小さいためかすぐ失くしてしまいます。
穴をふさぐための植木鉢の破片がない時は、そこいらに転がっている石を使ったりするずぼらさ、植物の水はけが悪い鉢もあったので、これを買ってみたのです。


右がその、「あるもの」です。
韓国製のアナゴ用筌(うけ)の返しです。
確かに連想されますが、まさか、参考にしてつくられたわけではないでしょう。しかも、立体鉢底ネットでさえ、小さな植木鉢には大きすぎて使えないので、筌の返しを植木鉢に使うなんて、到底できることではありません。


あまり海に行かない私ですら、アナゴの筌の返しには何度も遭遇したことがあるので、どこででも使われていて、そして波間には、今もたくさん浮かんでいるもののようです。

「返し」は寂しい片道切符です。
♪行きはよいよい 帰りは恐い 怖いながらも 通りゃんせ♪
一度返しを通ったアナゴは、二度と筌の外に出ることができません。






2 件のコメント:

karat さんのコメント...

あるもの、って何だろうと思いましたが、形が似ていて用途が全く違うのですね…。
それにしても写真を撮ろうとすると、猫さんがやってくるのですね(^^)。いかにも、自分も興味があるって感じですが…。

さんのコメント...

karatさん
トラは好奇心いっぱいというより、いつものパターンで動いています。
お風呂に入るとお湯を飲みにやってくるし、トイレのドアをきっちり閉めておかないと、手でドアを開けて入ってくるし、洗濯物を干していると周りでちょろちょろするし、編みものを取り出すと糸にちょっかいを出すし、写真を撮ろうとすると、置いたものを押してみたり乗ってみたりするし、マッサージチェアに寝ると、必ずお腹に乗ってきてくつろぎます。もう、癖です(笑)。
まったく精勤で、いびきをかいて寝ていても、すぐに状況を察知して、行動に移ります。
今は、「ご飯をよこせ」と足元ですりすりしなが、行ったり来たりしています。