軒下のタイルを並べてその隙間にモルタルを塗って石を並べる作業は、ずいぶん飛び飛びになりましたが、やっと完成しました。
この作業で、一番手間がかかったのは、タイルを敷くまででした。
生えてしまった草を抜き、たまったかんな屑やおが屑を取り除き、砕石(さいせき)を動かして平面を平らにして、コンクリートタイルを並べたら、もう半分以上できたも同然でした。
あとは、隙間にモルタルを詰めて石を並べるだけ、それでも、セメントは25キロの袋を2袋分、全部で50キロも練りました。もちろん、三倍の砂を入れて練っています。
東側の、斜路に続いている通路にあたる場所には、予定した大きな御影石がうまく切れなかったので、小さい御影石を置きました。
ここに御影石を置く理由は、重いものを積んだ一輪車(ネコ)などが通るからというもののですが、重いと言っても、私たちが斜路を押して上がれる重さはたかが知れているので、普通のタイルでも十分だったかもしれません。
南西の角です。
タイルの間にコンクリートが線状に打ってあるところの左右は、場の意味が違います。もともと、かぎ型に曲がった細い部分には、直接雨が落ちるので、雨受けとして玉砂利を敷く予定でした。
しかし、軒下を木工室に変更したことから、かんな屑やおが屑がたまるので、それができなくなり、次善の策としてタイルを敷きましたが、その先の軒下でない部分には、もとからタイルを敷く予定でした。もっとも、夫の予定はタイルを対角線で切って、斜めに敷くというものでしたが。
手前が玉石で、その向こうが斜めのタイルだと、もっと素敵だったと思いますが、その構想は、タイルが思うように切れないことで、見果てぬ夢と消えています。
それでも、なんとか違う場という意味を持たせたい。そこで、屋根より外には、黒い玉石ではなく、浜辺で拾ってきた石を埋めることにしました。
おおかたは茨城の海で拾った石ですが、違う石も使っています。
長く積み重ねておいたためについたタイルの白いしみは、金ブラシできれいにするつもり |
この四マスは、黒い石を除いて、デンマークの浜辺で拾った石です。
そしてこの四マスは、左上を除いて石ではなく、陶片、ビーチグラス、そして漁網の錘(おもり)など人工物です。
石が足りなくなったこともあって、やってみましたが、どうだったか、とくにビーチグラスは、透かしてこそ美しいものだから、乾いた時にどう見えるか不明です。
丸いのは、ビンの底です。
伊豆にいた一週間はテレビばかり見ていましたが、専門家が、
「メルトダウンなどという言葉を使わないでください。メルトダウンではありません」
と語気を強めていたのを思い出します。
実際メルトダウンだった今も、彼は口を拭って、しらっと生きているに違いありません。これらを見ていると、そんなことを思い出します。
夫からは、「おままごと」していると言われてしまいましたが、言いたい人は何とでも言え、一件落着して、ほっと一息です。
4 件のコメント:
沢山拾った石の使い道があって、いつでも眺めることができて、しかもわざと飾ったわけでなくて、いいですね…(^^)。
私も、数はそれほど多くはないですが、結構拾った石がたまってきて、どうしようか…と思っています。こんな広いところはないし…。
karatさん
正直悩みました。私、石に触るのが好きだから(笑)。
そして、本当に好きな石は使っていません。錘も割れてないのは使っていません(笑)。でも、箱に入れたり転がしておいたりするより、見る機会はずっと増えますよ(^^♪
私は今度、犬走に敷く、ちょっと大きめの石を拾いに行こうと思っています。こうやってとじ込めなくても、ちょっとしたところに大きい石で囲って、その中に小さめの石を置くだけで、素敵だと思います。
石を置くタイミングは少し固まりだしてからでしょうか?
ななさん
コメントありがとうございます。
セメントは練るときゆるくも固くもできますし、この場合もともと深くないので、石はすぐおいて大丈夫です。ただ、気をつけなくてはならないのは、石が半分埋まった状態では後々外れてしまうので、肩にかかって取れなくなるほど埋めた方がいいです。あった石を利用して、小さい石もあったので、別の場所のは結構外れてしまいました。
この辺りの石は外れてはいないのですが、今では結構苔むしています(笑)。苔は、最初「きれいじゃない」と放っておくと、どんどん蔓延ります。
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