2018年10月13日土曜日

ガラスの交換

前へ前へとつんのめっているわけでもありませんが、ついついメンテ、維持管理は後手後手になってしまいます。
メンテとは、不断の努力ですが、なっかなか。テラスから続く木の外階段など、梁にした松の木が腐って、崩れ落ちてしまっています。

古い話ですが、2011年の地震で、軒下にぐるりと回したガラス窓が、2枚割れてしまいました。


応急措置はしたものの、7年半も放置したままでした。
抑えている枠などを外して、ガラスの寸法を測ってそれから新しいガラスの注文という流れを考えると、寒くなる前に済ませた方がよいと思いやっと着手、夫をせっつき、ガラスを注文してもらいました。
「ガラスを抑えてある木を取り外したから、ガラスの大きさを計ってよ」
と頼むと、一目見るなり、
「現場で当たるより図面を当たった方が早い」
と、夫はろくろく見もせず、注文してくれました。


ところが何てこと!
南側のガラスは、外した古いのと新しいのとを重ねて見ると、新しい方が高さが5ミリも高くなっています。
やっと外せた、ぎりぎりの高さだったので、これでははめることができません。
「だから実際に、長さを当たればよかったのに」
と夫に文句を言ったら、丸のこを当てて、下の梁を切り取って、はまるようにしてくれました。梁が低くなっていたので、
「これじゃぁ、ほかのところと高さが合わないよ!」
と言うと、
「なに、別の板を足せばいい」
そうゆうもんですかね。
それでも、何とか、ガラスを嵌めることができました。


さて、寝室の北側のガラスも一枚割れています。
こちらは大丈夫かと、外したガラスと新しいガラスを比べて見ると、なんと17センチも短くなっています。今度こそ、ガラスを注文し直さなくてはならないと、私は腹を立てました。
「何やってんのよ。どうするのよ!」
それに対して、夫は、
「杉板を足せばいいよ。厚みは30ミリだな」
と、こともなげに言います。


まったくの、苦肉の策です。
私は厚み30ミリの杉板を加工して嵌め、何とか隙間をつくらずに、新しいガラスを入れ終えました。


確かに、出来上がってみると、板を嵌めたところも、そう目立ちません。他人さまの依頼だったらとてもこうはいきませんが、自分の家なので、気楽なものです。
「おかげで汗かいたわ」
「よかったじゃないか。汗をかいて」


今朝、まだ暗いうちに明かりをともしてみました。
まぁ、杉板はどうってことない。


引いて見てもどうってことない、これで安心して冬が迎えられます。


そして、こちらが南側。
いつも思うことですが、懸案事項というものは、案外簡単に解決することばかり、もっと早くやるべきでした。

さて、交換しなくてはならないガラスはもう一枚あります。
鳥の、たぶんくちばしがぶつかって、ガラスに小さな穴が開いていたところ、春に息子が修理してくれようとして、自動車修理の真ん中に穴が開いたシールを貼りつけようとしたら、パリンと割れが広がってしまった、ガラスです。
もし、これもサイズが違っていたら、私はきっと、ぶっちぎれてしまうことでしょう。







2 件のコメント:

af さんのコメント...

いつもお世話になっています。つくば市のF間です。(コメントを書くにあたってもハンドルネームをどう設定していいかわからない。。。)
さて、この投稿を拝見して、やっぱり岩崎ご夫妻はチームワークがすごいなぁと思いました。
お二人の問題解決のアプローチは真逆ともいえるぐらい違うのに、役割分担があって、アイディアと直感の岩崎先生、技巧と根気の春さん、最強の布陣ですね。
なんとなく、今度もガラスのサイズが合わずに新しいエピソードが生まれることを密かに期待しています。(^^)

さんのコメント...

F間さん
コメントありがとうございます。
いやはや、チームワークというかなんというか、もう割れ鍋に綴じ蓋以外の何物でもありません(笑)
あれから野暮用がいろいろあって、大きいガラスにはまだ手を付けていませんが、今度こそ、サイズが違ったらどうしようもないと思います。
さて、楽しみにしていてください(爆)。