2018年10月8日月曜日

タペストリー


地下室から救出したタペストリー、私が40年も前に織ったものです。


地下室に置いてあった布類は、密閉していたものは腐ってしまったし、むき出しのものもダメになってしまいました。これは両方が開いたビニールに包んであったので、かろうじてあまり影響を受けずに残りました。


でも、二、三か所、経糸が切れています。


もともと、ぶら下げていたものだから糸は弱っていたはず、仕方ありません。
修理しようかなぁ、どうしようかなぁ。迷うところです。

修理できないわけではありませんが、面倒。気持ち的には新しいのをつくる方が楽です。
といっても、時間としては、修理する方がずっと短くて済みますが。





4 件のコメント:

karat さんのコメント...

わー、素敵なタペストリーですね!
少し向こうが透けて見える織り方なのですね。私は織りのことは全く分かりませんが、何かデザインして計算して、途中で別糸を織り込むような織り方なのですか…? 
他人事で無責任ですが…、修繕してほしいなと…(^^;)、思いました。

hiyoco さんのコメント...

すごいですね!これはどこかの町をイメージしたのでしょうか?
切れた経糸をつなぐ修理なんてできるのですか?

さんのコメント...

karatさん
これは原寸大の下絵を描いてそれを経糸の下に置いて待ち針などで留め、織れた布と一緒に巻き込んでいきます。いわゆる綴れ織りはそうやって織ります。キリムのような幾何学的な模様ではそんな下絵なしですが、スウェーデンのフレミッシュなどはこうやって織ってあります。
綴れ織りは、経糸が全く見えないように目を詰めて織りますが、これは細い麻糸(リネン)で荒い平織りにしながら、ところどころに太い麻糸を差し込んでいます。
綴れ織りだと、緯糸どうしをからませないで糸を引っ返していると、縦方向に穴が開くので、斜めの線が多くなります、これはベースの糸があるので、どこで引き返しても穴が開きません。
今度、何もない日曜日があったら修理してみます。

さんのコメント...

hiyocoさん
デザインは、あまり穴が開かないように、でも開くようにと適当に組み合わせたものです。持っている土の家などを登場させてはいます。子ども遊んでがいるのも、織ったことがあります。
修理は、同じ糸を縦にちくちくと長めの針で縫っていきます。目が詰んだ布、例えば昔ありましたが背広の修理などに比べると(やったことはありませんが、笑)ちょろいものです。
ちょろいなら、さっさと修理しろというところですが(笑)。