門ができたら置くつもりで、昔の学校で小使いさんが鳴らしたような鐘を用意してありますが、門をつくるのは、作業棟のあとですから、何年先になるかわかりません。
さて、呼び鈴がなくて、訪問者は外で声を張り上げますが、室内にいて気がつかないこともあります。
不便なこともあるので、門ができるまで仮に、玄関に鐘を置く棚をつくりたいなと思っていました。
自分でつくるなら、板をL字形に打ちつけた棚をつくるつもりでしたが、なにせ木工室が荒工事でがさがさしていて、たかが板を二枚張り合わせるだけの工作もなかなか手をつける気持ちになれません。
「きりため」など、手持ちの木箱は使えないかと見てみましたが、だいたい深さが足りなくて、鐘を乗せると不安定になります。
骨董市で適当なものを見つけるという方法もありますが、骨董市で買うなら、神さまを祀る神棚か、小さめの大工道具入れだなと、見当をつけていました。
念じれば通じる。
骨董市でぴったりの神棚が見つかりました。
鐘が、誂えたように収まりました。
訪問者は右手から来るので、よく見える左に設置することを考えていたのですが、夫が右を勧めるので、右に取りつけました。
設置して数日、まだ一度も鐘は鳴らされていません。
誰が一番最初に気づいてくれるかな?
郵便屋さんかな?
宅配屋さんかな?
6 件のコメント:
神棚の呼び鈴置き、いいですね。経年変化での色彩、がしっくりと玄関に落ち着いてます。右利きのせいか、右側に設置されているほうが自分の動線には合ってる気がします。わたしも鳴らしに行ってみたいなあ。笑
hattoさん
確かにさっと手に取るなら、右ですね。ただ、客は決めた時間に来るし、電車で来る人は駅まで迎えに行くし、隣のたけさんは、ドアを開けて「いるか?」と言うし、いったい鐘を鳴らすのは誰だ?
宅配便の人は喜ぶと思うけれど、最近何も注文していない(笑)。最初に鳴らす、記念すべき人はいったい誰になるでしょう。
楽しい工夫がいろいろ見られますね、
戦後は自転車でくるキャンデー売りの小父さんもこの鐘でしたね。
子供たちは「チリンチリンの小父さん」と呼んでいましたよ。
昭ちゃん
人生を遊んでいるでしょう?遊ばにゃ損々(笑)。
そう!アイスキャンデー売りは「チリンチリン」でしたね。それが、いま思い出したけれど、インドネシアでもタイでもアイスクリーム(アイスキャンデー)売りはみんな同じで、鐘で「チリンチリン」でした。どうしてだろう?
例えば、カンボジアの夜鳴きそば売りは、日本のように「ターラリララ、リラリラー」ではなくて、竹を叩いていたのかな、「トッテケテッテケ、テッテケテッテケ」でした。ほかのもの売りはすぐには思い出せないけれど、サインが違っていました。
アイスクリーム売りが万国共通なのはおもしろいですね。確か手押し車を押すと、ぶら下げてあるベルが鳴っていたような気がします。
神棚、しっくりきていますね。
とっても素敵!!
いいなあ、わたしも鳴らしに行きたいです!(笑)
しまとかげさん
あはは、いつかいらしてくださいね。そしてがんがん鳴らしてください。
骨董市で、まさかおあつらえ向きの神棚があるとは思いませんでした。骨董市で神棚を売っている場合は、たいてい恵比寿大黒が中に鎮座しているので、それだったら恵比寿大黒から長年の住処を取りあげるというわけにはいかなかったでしょうね。
いま、空き屋が問題になっていますが、神棚が空き屋でよかった(笑)。
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