いろいろなバッグを使い分ける人、すごいと思います。
私は、バッグを替えると、忘れものが出てしまうので、ほぼ替えることができません。どこへ行くのも同じバッグです。
この数年は、ほぼこの布バッグに頼っています。この一つ前に使っていたショルダーバッグも取ってはあるのですが、ちょっと小さすぎたので、今では使うことがありません。捨てるべきですが、もしもの時(どんな時?)にと、捨てられないでいます。
バッグには、財布、鍵、眼鏡、スマホなどの必需品と、エコバッグ、数枚のレジ袋を入れた巾着、夫の補聴器の予備の電池、櫛、手鏡、ティッシュ、ウエットティッシュなど入れた巾着、お薬手帳、健康保険証、貯金通帳などを入れた袋などを詰め込んでいて、出かけるときは、これをつかんで出さえすればこと足りるようになっています。
ところで、田舎住まいなので、出かけるときは車です。となると、ちょっと近所の郵便局などというときは、大きなバッグを持って行くとかえって邪魔になります。
その時に役立つのがこの湯籠です。
いなりぐちが欲しくて注文したとき、水俣の井上さんにご紹介いただいたからだと思いますが、おまけとしていただいたものです。以後、使い倒すほど使っていますが、ビクともしていません。
細いひごと太いひごを使って、美しく編み上げています。
縦横15センチほどの大きさですが、
当座必要なものが入れられて、探さないでさっと取り出せます。
湯籠をつくっているところを動画で見ることができます。
もっとも、縁巻きが違うし、持ち手のつけ方も違うので、動画の籠師さんはまったく別の籠師さんですが、形は似ているので大分県別府の籠師さんだと思われます。
いなりぐちの美しさは言うまでもありませんが、ささっと数をつくるのであろう湯籠も、本当に美しく仕上がっています。