かつて、山の稜線が見えていた居間からの眺め、すっかり木々に覆われて、冬に葉が落ちたときだけやっと、それも部分的に眺められる程度となりました。
右手には、私が切り払うまではクズに覆われて縮こまっていたケヤキが枝を伸ばし、植えたナンキンハゼも思いのほか伸びてしまい、夫に、
「あれは邪魔だから伐るぞ」
と言われています。
また、左手に植えたホオは、親子で2本、大きく育っています。
そして真ん中あたりに植えたソメイヨシノは、家よりずっと低いから問題ないと思っていたのに、夏は完全に視界を遮ってしまいます。
それに、今年はクズも絡んでいます。
写真の真ん中にまっすぐ伸びているのがクズ。
直径3センチを超えるほどの茎になってしまっていました。
クズや桜の枝を切っていたら、タマまもやってきました。
一番太いクズは切ったけれど、こちらはどうする?
篠竹ブッシュを切り開くか、ブッシュに伸びている桜の枝を切ってしまうしか方法がありません。
ここは、他人さまの土地ですが、20年にわたって草刈りをして、篠竹ブッシュが我が家まで伸びてこないようにしてきました。桜の木の下あたりには段差があり、斜面がきつくなります。そのあたりで毎年私とブッシュがせめぎあっていたのですが、この数年は負けてしまっています。
上の写真の真ん中あたり、緑色の見えるところから下が篠竹ブッシュです。ブッシュはゆうに2メートルを超える高さで、篠竹の上をクズがのたうち回り、コウゾの葉もまだ緑です。
2015年の写真を見ると、桜の木は小さいし、桜の木の下の急斜面のあたりもちゃんと草刈りしていました。
篠竹ブッシュも、今より低い!