2019年9月30日月曜日

干支ビンの大吟醸


Hさんが、お酒を持ってきました。
「珍しいでしょう」
と見せてくれたビンの中に、ガラスのイノシシがいました。


その時は気にも留めず、次の日ビンに小さく書いてある「masuizumi」を頼りに調べてみると、富山の酒造会社、満寿泉の干支ボトルと言うもののようでした。


中に動物(この場合はイノシシ)がいるビンは、なんとヴェネチアでつくっているとか、純米大吟醸であるとはいえたいしたお値段、世の中は贅沢なんだなぁと、びっくりしてしまいました。


ビンにふくらみがあるせいか、イノシシくんにはなかなかピントが合いませんでした。






2019年9月29日日曜日

ダッチオーブン料理

ダッチオーブン歴20年のHさんが、RさんやSさんを誘って来て、ダッチオーブン料理をつくってくれました。


マグロのカマや鶏は築地に寄って買ってこられたものです。
 

以前いただいた、Gさんの手焼きの炭が役立ちました。
グリルはHさん持参のものです。
 

焼きリンゴの準備。


鶏は玉ねぎ、ジャガイモ、ズッキーニ、パプリカなどを敷いた上に乗せます。


炭火が起こってきました。
薪を並べた上に置いた炭が起こり、薪が燃え落ちたらダッチオーブンを乗せます。
 

ダッチオーブンの蓋の上にも炭を置いて、上下から蒸し焼きにします。
 

調味料は塩胡椒だけ、水も使わないのでうまみが逃げないのだそうです。


料理ができたかどうかは、かすかな香りだけで判断します。


まずはマグロのカマの出来上がり。


鶏が一番長く、およそ40分蒸し焼きにします。
 

鶏の出来上がりです。
塩胡椒だけとは思えない深い味で、鶏も美味でしたが、野菜がとても美味でした。


鶏はHさんが切り分けてくれます。 


ダッチオーブンは3つあり、焼きリンゴもできました。
リンゴはあたりまえですが塩胡椒味ではなく、チーズとシナモンシュガー味でした。


あれっ、知らないまに鯛飯ができてきました。
お鍋は3つしかなかったはず、マグロのカマを料理したお鍋を使ったのでしょうか?鶏は冷めないようにお鍋に入れたまま、テーブルに乗っています。


鯛飯は、残念ながら仕込むところを見逃がしました。
この後は食べるのに夢中で写真を撮るのも忘れていますが、オマールエビやアスパラガス、みそ汁も出ました。

どれも美味でしたが、微かな匂いでできたかどうか判断するなんて、ダッチオーブン料理は私には一生できそうにありません。きっと最初で最後の経験でした。
Hさんは週末には出前でつくることがあるとか、以前聞いたことがありますが、確か7、8人前で6桁のお値段だったと思います。






2019年9月27日金曜日

水筒

月一の割合で開いてくれている映画会に行ってきました。
映画鑑賞の後は、持ち寄りでお昼を一緒にするのが楽しみです。


今回はリンゴ摘みの籠にお弁当を詰めていきました、


お茶と食器も持参、食器は立食ではないので、指を入れる穴があって、コップ立てもついている便利なマイ・プレートではなくて、軽くて丈夫なる木曽塗のお皿です。
ケヤキに漆を塗ってある学校給食セットの中の一枚ですが、よく出来すぎていてプラスティックに見えるのが欠点です。


夫は行かなかったのですが、二人分の水筒です。
蓋を開けると縁が金属になっていて、熱いお茶を飲むときは直接飲むのがちょっと苦しい、湯飲みが必要なのが欠点ですが、保温性はあります。


二人ならコップつきのスタンレイを持って行くところですが、一人ではちょっと大げさすぎます。


熱くても飲むつもりで湯飲みは持って行きませんでしたが、熱い!
湯飲みをお借りしてしまいました。


大きなスクリーンで映画を見て、


いろいろな手づくりのもちよりで、おいしくいただきました。

今年見た映画は今までのところ、韓国光州事件を描いた『タクシードライバー』、フィンランドの難民を描いた『ル・アーブルの靴磨き』、そして、アルゼンチンとスペインの合作のユダヤ人虐殺を描いた『家へ帰ろう』でした。
どれも、現代だからできる切り口の映画、面白かったです。







2019年9月25日水曜日

やり直し!


門には、三か所の収納をつくる予定で、一か所は2か月ほど前に出来上がっています。


二か所目にとりかかりましたが、ここには何故か水道が引いてあります。
「この水道は要るの?」
これまでも、引いていたのに変更して水道ではなくしたところもあります。
「せっかく引いたんだからなぁ。車も洗えるし」
「ここで車を洗ったことはないのに」
夫は水道のまま取っておきたいようでした。
扉で隠された中に水道がある、水道があるということは周りに水もこぼれるということですから、なんか納得できませんが、活かす以外ありません。


段ボール箱を置くために仮に張っていた板を外して、たまった落ち葉を取り除いてみると、底にはコンクリートを打ってありません。砂地のままです。
水道部分を除いて床を張るのですから、コンクリートを打っておいた方がよさそうです。


というわけでコンクリートを練り、敷きました。
ところが何てこと、適度な柔らかさに練ったのに、下の砂がすぐに水分を吸ってしまって固くなり、コンクリートを均すのに一苦労しました。


というか、水道部分を優先しているうち、他の部分は硬くなってきれいに均せませんでした。すべては隠れてしまうので、よしとしましたが。
手前に床板を張る受けの材を取りつけて、


床を張ります。


床板は、もう15年も前に材木屋さんから、残りものだからといただいたスウェーデンの松の合板のフローリング材を使います。客の要請で輸入していたのだけれどやめたとかで、半端に残ったものをくださったのです。
地産地消は心がけていますが、いただいたものはありがたく使います。台所の戸棚や床、風呂場の床、作業棟の収納の中の床などに使いましたが、これで使い切ります。


万が一、水道からあふれた水が床下に来ないよう、コンクリートの立ち上げ壁をつくりました。


ほぼ床を張ったところで、はたと気づきました。上から下までの大きな引き違い戸をつけるには、レールをつける敷居が幅広でしっかりしていなくてはなりません。これでは水道部分をどうするというのでしょう?
全部外してやり直しです。


こんどは広い敷居を用意しました。


これで、敷居のレールがつけられます。


床板の長さは、敷居が幅広になった分、ちょっとずつ短くして張り直します。


立ち上げた仕切りも、仕切りをカバーするように、途中まで覆いました。

さてここの収納、一部は石鹸液、オイル、ジャッキ、バッテリーチャージャーなど車用品を入れる棚にして、一部はやっぱり本棚にしようかと思っています。







2019年9月24日火曜日

北野茜さんのペン画


ピクニックバザールで、むらおさんのお嬢さんの北野茜さんがデビュー展をなさっていました。
すぐそばのテーブルで、kuskusさんのカクテルを飲みながらちらちらとその絵に目をやっていた夫は、普段はまったく物欲のない人なのに、小さなペン画を嬉々として買い求めました。
掌に乗る、はがきより小さいサイズのもの、複製の絵葉書が150円のところ、原画は600円でした。
「一期一会よ。大きいのも買えばいいじゃない」
と焚きつける私、
「そうかい?」


というわけで、夫は大きい絵も買いました。


細部も楽しめます。


これも、動物にも見えます。


木のうろには、象が隠れているようにも見えます。

絵や書は、額装すると案外値が張るものです。
そのためかこの絵は、手づくりのパネルに水貼りテープで貼ってあり、そのフレームが厚みを出しています。
「うちには壁がないのよね」
「大丈夫だよ。何とかなるさ」
絵を飾る、陽の当たらない壁をさがさなくてはと思いながらふと目をあげたら、陽がたっぷり当たる壁に、夫が上下反対に絵を飾っていました。
まぁ、こんなところでしょう。







2019年9月23日月曜日

ピクニックバザール


今年も、秋恒例の、笠間ガラジの「ピクニックバザール」に行ってきました。


kuskusさんは、いつも美味しいミニバーを開いているので、夫はkuskusさんの店まっしぐらでした。


長く生きていると、どこでも二世の活躍を目にします。
左官で、『どぞう』を描かれたむらおかずこさんのお嬢さんは、美大生になっていて、ペン画を出品されていて、大人気でした。


いわゆるホンワカしたメルヘンチックな絵ではなく、細部までしっかり描かれている、とっても素敵な絵でした。


お昼は、ガラジの持ち主である建築家Mさんのキーマカレーをいただきました。


食べる楽しみのあるピクニックバザールは、嬉しい。
保健所の指導とか何とかで、業者の食べものしか食べられない、つまらない催しものが増えている昨今、いつまでも生き延びて欲しいものです。
お皿やスプーンは最初から紙製のものにこだわっています。


ピクニックバザールは今日も開かれています。