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2026年4月13日月曜日

麦茶ピッチャー

麦茶の季節がやって来ました。
私たち夫婦は夏でも熱いお茶派ですが、客人を迎えるときなど、冷たい麦茶が喜ばれることが多いし、簡便です。
ところが、昨年、手持ちのガラスピッチャーを一つ割って、1リットルの大きさのものは、たった1本しかなくなってしまいました。


その残っている1本は、四半世紀前以上にタイ・バンコクのサイアムスクエアにあった東急デパートで買った、フランス製のアルコロック、クワドロピッチャーです。
友だちのところで見かけて、気に入って買いに行ったもので、2本買ったのですが15年ほど前に1本割ってしまいました。


そこで、便利に使いはじめていたネットショップで見かけた、クワドロよりガラスがずっと薄くて軽いガラスピッチャーを、1リットル用を2本、それよりちょっと小さめなのを1本買い足しました。昨年、そのピッチャー大の2本目が割れて小さいのだけになり、麦茶を冷やすのに支障をきたすようになりました。

そこで、ネットで「ガラスの麦茶入れ」で検索したところ、クワドロピッチャーに行き当たりました。


八角形ではなく四角形ですが、ほとんど同じ形のものが値段が3種類あって、高いのは安いのの倍以上していたので、迷わず一番安いのを買いました。
「なんだ、1本しか買わなかったの?」
と夫。639円だし、送料も無料ですから、確かに2本くらい買ってもよかったかもしれません。安い理由はフランス製ではなくて中国製だったからかもしれないし、高いのも、おそらく中国製ではないかと思われます。


新旧比べてみると、蓋はまったく同じでしたが、驚いたことに、買わなかったあとの2本はよくよく見たら蓋の形がちょっと違っていました。


夏の麦茶、これで安心です。





 

2026年3月24日火曜日

箱の中

中が見えない焼きものや缶に何か入れると、たいてい何を入れたか忘れてしまい、探しても見つからないことになってしまいます。
先日、猫の毛布にひげが落ちていて、「さて、以前拾ったひげはどこに入れたか」と2、3ありそうな箱を開いてみましたが、見当たりませんでした。そして数日後、突然、
「猫のひげは糊のビンに入れたのではなかったか?」
と思い出し、糊のビンを開けてみたら、1つ目のビンで行き当たり、新しく拾ったひげをどこにしまったかを忘れないうちに、合流させることができました。


床に落ちた猫のひげは掃除機が拾うので、めったに拾えない。3年でたった3本です。


さて、二階の掃除をしていたら、飾り台の下に積み上げていた缶が崩れそうになっていました。片づけるついでに、「チョコサンドクッキー・クレパス」の缶を振ってみたら音がしました。
「何を入れていたんだろう?」
記憶はすっかり飛んでいます。


開けてみると、以前、九州のあかずきんさんに送っていただいたものの一部の、「日本まめ郷土玩具」の説明書や日本丸のビンなどが入っていました。
盃に入っているフィギュアは何でしょう?


足柄山の金太郎でした。
それにしても小さすぎる。リスが高さ5ミリくらい、立てるのに苦労しました。どんな目的でこんなに小さくつくられたんだろうと一緒に入っていた説明書を見ると、ネットに揚げる画像の撮影用につくられたもののようでした。


撮影が目的だと、小さい方が使いやすいのかもしれません。


金太郎は日本の昔話のシリーズの一つで、ほかにはかぐや姫、桃太郎、つるの恩返し、こぶとりじいさん、舌切り雀、一寸法師、浦島太郎があるようでした。






 

2026年2月22日日曜日

赤いビー玉を持っていた!


先日、釣り銭盆をUPしたとき、手持ちのビー玉を釣り銭盆に並べてみました。そして、
「なんだか、赤い色のビー玉が少なくて寂しいなぁ」
と思って、赤いビー玉を買い足しました。


これがそのビー玉です。
ところが、以前のブログを見返してみたら、あれっ、赤いビー玉をすでに持っていました。


しかも、今度手に入れたものより、もとから持っていたビー玉(右)の方がカラフルでした。色つきのビンに入れていたので、あることに気づかなかったのでした。


今度手に入れたビー玉たちの中にいびつなのがありました。ちょっと透明感があって、、つくったときの傷もありました。


乳白色は、透明ガラスに蛍石、骨灰、酸化錫などを加えることによって、細かい粒子が分散して乱反射を起こし、乳白色に見えるようになるので、加える量によって半透明から真っ白の違いが出ます。


これまでブログに、「フランスのビー玉」、「ビー玉掃除は楽しいなぁ」、「ビー玉」、「乳白色のビー玉」など書いていますが、子どものころ、ビー玉で本格的に遊んだことは、ほとんどありません。
小学校時代、休み時間によくおはじきでは遊びましたが、めんこやビー玉、独楽回しなどは男の子の遊びでした。男の子たちは日々これら遊びの腕を磨いていて、技術的にはとうていかないませんでした。
そして、息子たちの時代にはビー玉はすっかりすたれていてしまっていて、昔ながらの遊びと言えば、竹馬、けん玉などでは遊んでいたこともありましたが、野球三昧の日々を過ごしていました。


2024年に、ビー玉に関するとても詳しい本が出版されたようですが、ビー玉の本として手元には、『おもちゃ博物館』全24巻のうちの、第4巻の『めんこ・ビー玉』(多田敏捷編、京都書院、1992年)があるだけです。
48ページの本ですが、ほぼ、めんこについて書かれていて、ビー玉には、残念ながら4ページしか割かれていない本です。というのも、ご著者の多田さんは、めんこでは遊んだので思い入れがあるけれど、ビー玉ではほとんど遊ばなかったようでした。

一川芳員画、丸屋甚八版、1860年

それでも、横浜の居留地で西洋人の子どもたちがビー玉遊びをしている、興味深い絵などが掲載されています。日本にも、それ以前に木の実をぶつ合うような遊びはあったかもしれませんが、ビー玉遊びは西洋から、幕末のころ入ってきたものだとわかります。

ビー玉はエジプトの古代遺跡からも発掘されている古いおもちゃですが、ガラスのビー玉づくりは、19世紀後半にドイツではじまりました。初期には、解かしたガラスを「ビー玉ばさみ」で切り、手作業で丸めました。
1900年代に入ると、アメリカで機械化が進み、溶けたガラスを棒状に垂らして切り、らせん状の溝が切ってある成形機の上で転がしながら丸くする方法が確立されました。模様入りのビー玉は、色のついたガラスを溶かして混ぜたり層にしたりしてつくります。
YouTobeで、現代のビー玉やおはじきをつくる工程や、色を混ぜる方法を見ることができます。


『おもちゃ博物館』は、外国の読者にも向けたもので、日本語と英語を併記していますが、中国のビー玉にChainese Marblesとも書いてあり、写真と文字からお菓子のチャイナマーブルを思い出しました。
小さいころ、行商のおばちゃんが、ゼリービーンズとともに、舐めていると色が何度も変わる色とりどりのチャイナマーブルの袋詰めを持ってきていました。
今どきのチャイナマーブルは外見は白一色で、舐めていると現れる色も1色かせいぜい2色ですが、昔のチャイナマーブルは、この写真の、右のビー玉によく似ていて、舐めると現れる色も多層になっていて、うまく2つに割ると、カラフルな同心円になっていました。
この、中国のビー玉から発想して、お菓子のチャイナマーブルが生まれたのでしょうか?


今まで、色の濃いガラスビンに入っていたビー玉たちも、透明か薄い色のビンに入れ替えてみました。





2026年2月13日金曜日

釣り銭盆


中国の南部で使われていた釣り銭盆です。
中国ではキャッシュレスが進んで現金はほとんど使われなくなってしまっているので、釣り銭盆は無用になり、商売の現場からは消え去ろうとしています。
厚み2センチほどの板を、硬貨に合わせて半円筒形に彫ってあります。


裏返してみると、どこに置いてもさっと持ち上げられるように、短辺には指を引っかけるためのくぼみが彫られています。

私は、1981年に、仕事で行く夫について一度だけ中国に行ったことがあります。
まだ、上海や北京でもみんな人民服を着ていた時代で、外国人は付き添い(監視)なしに街に出ることは禁じられ、友諠商店で、外国人用のお金でしか買い物ができなかったので、中国の硬貨については、まったく知識がありません(と言いながら、マンダリンをしゃべるマレーシア人のリー夫人と、こっそりバスを乗り継いで街に出て、現地のお金で食堂でご飯を食べたりしたんだけれど)。


ネットで調べると、中国の硬貨は1分、2分、5分、1角、5角、1元とあるものの、現在流通しているのは、ほとんど1角、5角、1元の3種類だけだのようです。
1元=10角=100分で、1元=22.4円です。


我が家の貯金箱に入っていた硬貨を並べてみました。
硬貨をたくさん並べられることに驚きます。たくさんの釣り銭を並べて、口泡飛ばして、活気のある商いをしていたのでしょう。


釣り銭盆の彫込みは浅いので、立てて、飾り棚として使うことはできません。


人形を並べてみるといい感じですが、平らにおいて使うと埃がたまりやすい難点があります。


ビー玉はぴったしだけれど、このまま置くと場所を取ってしまうし、ビー玉にはガラスビンの方が似合います。
さて、どう使おうか?
決まるまで、釣り銭盆はしばらく立てておくことにします。




 

2026年2月2日月曜日

民族衣装の人形


骨董市で、水屋さんのお連れ合いが小さな人形たちを並べている中に、東欧諸国のものと思われるろくろ細工の人形がいました。男性も女性も民族衣装を身に着けています。
焼きごてで模様を描いてから彩色したもので、最初は男女しか目に入らなかったのですが、近くには同じつくり方の塔みたいなものが置いてあり、それには「BULGARIA」の刻印がありました。ブルガリアの人形を見るのは、たぶん初めてです。
同じ手法でつくられていることから、この塔も仲間だろうと思いながら値段を訊いてみると、1つ300円でばらで売っているとのこと、3つともいただいてきました。


ブルガリアの民族衣装には、いろんな種類がありますが、エプロンをつけて、レースの下スカートが見えるように上スカートを重ねて、スカーフは後ろで結ぶとすると、こんな衣装かと思われます。
腕を腰に当てているところ、人形とそっくりです。


男性の民族衣装の写真も探してみましたが、パンツの上にアイルランドのキルトのような短いスカートをつけているものが多く、上半身はそっくりだけど足元にゲートルみたいなものを巻いていなかったりして、なかなか見つからない。パンツの色が違うけれど、この絵が一番よく似ていました。


さて、家に帰ってから、よく見ると女性は上半身と下半身が別もののようです。
上下に引っ張ってみると、案の定蓋と身に分かれ、中がくり抜かれて、何か入っていました。男性も引っ張ってみると二つになりましたが、男性には何も入っていませんでした。


女性の中に入っていた小さなガラスビンには、斜めに紙が貼ってありました。
いまどきのことだからスマホで文字を読み取れるかと、老眼鏡の上に拡大鏡までかけて見たのですが、しみ出した液体のせいか、貼ってある紙の文字を読むことができませんでした。

ソラシカ散歩からお借りしました

では別の方法でと、ネットで「ブルガリア 人形」と検索してみると、ろくろでつくられたと思われる木製の人形が見つかりました。


中に収められているのは、ローズオイルと呼ばれるものでした。

セレクトショップdomacaよりお借りしました

香水に疎い私は、ローズオイルが何か知りませんでしたが、朝日が昇る前に摘み取ったバラの花を蒸留してつくる香水だそうです。

中身がローズオイルとわかる前に、塔みたいなものも容器になっているのではないかと、引っ張ってみましたが、抜けませんでした。そこで回してみたら、こちらはネジ式になっていました。


どちらかと言えば、これが典型的なローズオイルの容器のようでした。


似た形のものが、いろいろあるようです。


ガラス瓶の中には、コルクの蓋に刺したガラス棒が入っています。


今ではビンの蓋は、棒と一体型になったプラスティックのようですが、かつては一つ一つ手作業で、コルクの蓋にガラス棒を取りつけていたものとみえます。


ブルガリアは1946年に王制を廃止、ソヴィエト連邦主導の東欧諸国の傘下に入って社会主義国になりましたが、1989年の革命後に複数政党制になりました。
1989年が人口のピークで900万人いましたが、2024年には680万人に減少、人口危機が深刻な問題のようです。
この人形がつくられたのはいつごろか、1989年以前につくられたのは間違いないと思いますが、おそらくもっと前でしょう。
詳しいことはわかりませんが。





 

2025年11月5日水曜日

タカラガイ


最近、貝を拾っていません。海に行っていないからです。
食卓の脇の棚の青いビンには、タカラガイが入っています。


どこで拾ったのか、見ただけで思い出すのは、白いタカラガイだけです。


一緒に入れてあったタカラガイではない貝。










 

2025年10月21日火曜日

開いた!

ナンバンアカアズキの種を入れたビンの蓋が長く開きませんでした。
ナンバンアカアズキとビンを比べると、ナンバンアカアズキの方により思い出があります。なんとかして種を取り出したいものだと思い、しばらく前にガスコンロを弱火にした上にビンをかざし、回しながら温めてみました。


しつこくやっていたら、ピシっという嫌な音がしました。あぁぁ、ビンにひびが入ってしまいました。
もともと、ビンは捨てても種を助ける気でいたので、ひびも入ったことだし、金づちで割って種を取り出そうと思ったのですが、できたらガラスを飛び散らせたくない、種と混じらないように割るにはどうしたらいいかなどと考え、妙案がなかったのでしばらく放置していました。

すると、何で見たのか定かではないのですが、ガラスビンの蓋が開かないときは、方向を替えながら、蓋の突起をやさしく打ちつけてみるといい、という情報を目にしました。


割れて元々ですが、そっとやってみたら、あっさり蓋を取ることができました。
「あぁぁ、もっと早く知っていたらなぁ」
この手のビンはいくつか持っていますが、ときどき開きにくくなります。しかし、恐れることはなかったのです。


ひびの入ったビンは捨てないことにしました。
念のため、割れ目には瞬間接着剤を染み込ませておこうかどうか迷いましたが、いつでもできるからと、そのままにしてあります。


小さいナンバンアカアズキの入ったビンを、ビンの棚に戻してしまいましたが、いつでも種を取り出せるという安堵感、前とは景色がちょっと違って見えます。