2025年12月19日金曜日

キルトトップが完成

2月末から3月初めにかけて、つくばの「つくば市民ギャラリー」でキルト展をするのですが、会場が広いのに、手持ちのキルトの数は限られています。
ちょっと寂しいかなと感じて、手持ちの布が十分あること、会期までに時間があったことから、1枚だけ新たにキルトをつくっています。


会場の中はこんな感じ、小さな絵などを展示する想定しかされてないので、キルトをどう飾るか? この会場を選んだ夫は、そこまでは考えもしなかったようでした。
会場を見に行ったときは、長い梯子を掛けて上の方からつるすことを考えました。白い壁に釘など打てないからです。
ところがよく考えてみると、長い梯子を掛けて、高いところであれこれ作業するのは、ほとんど不可能に近いと感じました。キルトは意外に重いのですが、それを持って梯子を上るだけで目がくらみそうなのに、1枚のキルトにつき、少なくとも2回以上梯子を上らなくてはなりません。


キルトには、前回の展示会の時、1辺に薄い木を取りつけて、その木の3カ所に紐をつけています。これを持って梯子を上ぼり、天井の網に別の紐を引っかけて、その紐とキルトに着けた紐とをつながなくてはならないのですが、左右の高さを見たりするため、あるいは位置をずらしたりするために、梯子を2度上っただけでは、絶対にすまないでしょう。


というわけで再考した結果、桟木で大きな組み立て式の飾り台をつくることにしました。
夫が図面を描いてくれたので、それを参考に1つつくってみると、なんとかなりそうなことがわかりました。できるだけ前もってつくっておいて、現場では軽トラックで運んだ部材を立体に組み立てるだけでいいように、つくり方も決めました。
飾り台は見通しがついたので、制作は来年に回して、今年は新しいキルトを仕上げるのに専念することにしたのです。


キルトは、18×18センチのピースを121枚つなぎ合わせるのですが、以前つくったものを参考にしているので、半分ほどのパターンはすらすらつくれました。


しかし、昔つくったパターンの中には、今見ると気に入らないものも多々あります。
そこで、途中からは新らたな模様を考えながらつくり進めたのですが、全体の感じを見るためにできた端からつないでもいたので、つなげたものを広げたり閉じたり、できたピースを並べ直したりしまったりと、10月初めから、部屋じゅうが取っ散らかっていました。
一昨日だったか、やっと最後のピースも出来あがり、昨日はすべてつなぎ終えました。


全色が見えて選びやすいように並べて、居間に置いて毎日眺め、取り出したりしまったり、広げたり畳んだりしていた布は、やっと作業棟2階の長持ちに戻すことができました。


出来上がったキルトトップです。


ネットで買ったキルト綿は、1メートル四方にあらかじめ切ってあるものでした。広幅の切り売りの綿が見つからなかったので、つながなくてはなりません。
2000年初頭に招き猫のキルトをつくったときは、大きなサイズのキルト綿を売っていたような気もしますが、昔のことなので定かではありません。


キルト綿は、つなぎ合わせるテープも売っていましたが、糸で綴じ合わせてつなぎました。
1970年代に私がキルトをつくっていたころは、キルト綿など売っていなくて、普通のお布団をつくるための綿を薄く剥いで使ったので、もう少しふかふかしていました。
裏地のブロードも買ってあるので、やはりつなぎ合わせて広い布にして、これから3枚を重ねてキルティングします。





2025年12月18日木曜日

ニベア


ニベアって、ひと冬にひと模様の缶を出しているのではないのかしら? また違うデザインの缶を見つけてしまいました。

調べて見ると、自分だけのオリジナルニベア缶がつくれるし、デコレーション缶のコンテストもあるようです。


ニベア缶のイラストは、全部冬模様です。
肌の乾燥を防ぐクリームは、やはり冬に活躍するようです。


あっ、これもあった。






 

2025年12月17日水曜日

「べらぼう」


NHKの大河ドラマ「べらぼう」はおもしろく、1年間、日曜日が来るのを楽しみに過ごしましたが、終わってしまいました。
刀を振り回すチャンバラ仕立てではなかったこと、画面の隅から隅まで美しい景色が広がっていたこと、目まぐるしい展開にわくわくさせられ、助長な部分がまったくなかったこと、出演者たち誰もが魅力的だったことなどなど、とっても素敵な物語でした。


ところで今頃になって、しりあがり寿さんによる、「大河べらぼう」という、毎回をイラストと感想文で振り返ったサイトを見つけました。
これでまた、しばらく「べらぼう」が楽しめそうです。






2025年12月16日火曜日

今年の干し芋

 


10月に、埼玉県のOさんが川越芋を送ってくださいました。
十分追熟させたので、干し芋にしました。


今年は、2段の蒸し器に詰められる分だけつくります。
昨年は、蒸しすぎて形が崩れ、干しすぎで固くなったものがあり、ちょっと失敗したので、今年は大きさによって蒸し時間を変え、蒸しすぎないように注意しました。


皮をむくのは熱いうちで、切るのは冷めてからです。


お天気続きなので、2、3日で干しあがりそうです。


夜は、露に当たらないように、軒下に取り込みました。




2025年12月15日月曜日

クリスマスの飾りつけ


クリスマスの飾りつけをしました。
これはクリスマスツリーのアドベントカレンダーですが、カレンダーとして使うにはたくさんの極小オーナメント(プレゼント)をつくらなくてはならないので、ただのクリスマスツリーとして飾っています。


額を掛け、赤い布を敷いただけで、もうクリスマス気分が出てきました。


これは、ろうそくの熱で気流が起こることによって羽が回り、それにつれて小さな人形たちが回る「ザイフェン教会」を入れた箱ですが、この箱にほかの飾りものも詰め込んでいます。この箱の中のものだけでおおかたの飾りつけができますが、降誕人形たちは二階に常設しています。


箱の中のものだけで、にぎやかになりました。ちょっと隙間があるので、降誕人形の代表を、二階から持ってくることにしました。


セルロイドの降誕人形の絵ハガキの額と、


メキシコのブリキの降誕人形を持ってきました。


そういえば、モールのサンタさんはいったいどこにしまったかしら?
どこかで見たんだけれど、どこにしまってあるか、今年も思い出せません。





 

2025年12月14日日曜日

黄色いトラック

先日、毎年誘ってくださる方に誘われて、忘年会に参加させていただきました。
会社の方たちの忘年会で、私たちはいつも一足お先に失礼するのですが、帰り際、夫が焼肉屋さんのレジのところに置いた籠に手を入れて、あれでもないこれでもないと何かを物色しています。
恥ずかしいので他人の振りをして、先に車に乗って待っていたら、
「ほら」
と言って、飴と一緒にプラスティックのミニカーを差し出されました。なんと私の好きそうなものをと、探してくれていたのでした。


頭でっかちにデフォルメされたダンプトラックです。
夫からは、いい年の私はこんなものが好きだと思われているのかと見つめるほどの、お子さま仕様のトラックですが、もちろん子ども向けですから、安全でかわゆくつくられているのは当たり前のことでしょう。


こちらは、先日の中古車屋さんのブリキのミニカーと違って、MADE IN CHINAの刻印があります。


夫が捨てていた袋を見たら、床にタイヤをつけて後ろにちょっと引いて手を離すと前に進むプルバック式になっていると書いてありました。そうだったのかとやってみても、もたもたとちょっと進むだけ、スピードをあげて遠くまで走るブリキのミニカーとは大違いでした。


それにしても、このホイールキャップ(タイヤも)の精密さ、手を抜かないでしっかりとつくられています。


夫のおかげで、ミニカーが増殖中です。





 

2025年12月13日土曜日

土間も大掃除


 クリスマス飾りのための大掃除の2回目、土間入り口の常設の人形たちをしまいました。


飾り台は前に動かして、下にたまった埃を掃除します。
飾り台をここに置くかどうか、建設したときは決めてはいなかったので、コンクリートの基礎には板を切ってはめ込んで模様をつけています。いまでは飾り台で隠れてしまっていますが、自力建設だと時間に糸目をつけないから、細部に凝ったり、いろいろな遊びをしたものでした。


おやっ、飾り台の下に卵型のプラスティックのケースが落ちています。たけちゃんのものだったのかしら?


安っぽいプラスティックですが卵は卵、ほかの卵たちと一緒にしておきました。


飾り台は、もとは大小のドラをぶら下げた円形のビルマの楽器だったものです。表から見ると漆喰を盛り上げて、そこにスパンコールやガラスを貼りつけてあるので、素材が何かわかりにくいのですが、木に透かし彫りをしたものです。


その透かし彫りに埃が積もっているので、筆で落とし、掃除機を掛けます。


土間の床は、夫が創案したケヤキの木レンガですが、隙間が空いていて、その隙間に土、草片、葉っぱなどがたまります。泥落としにヤシのマットも置いてありますが、掃除してもきりがないほど隙間にごみがたまるので、夫が設計施工しているf邸のたたきにも木レンガを使おうとしていたとき、断固反対しました。
私は気にしていないけれど、誰でもごみのたまりにくい床の方がありがたいものです。


すっかりきれいになりました。
これで、今日はクリスマスの飾りつけができるでしょうか?