八郷の日々
2025年6月18日水曜日
小径の整備
M+MのMちゃんが数年前に切り開いた、えいこさんの畑からM+M家へと抜ける道です。
よく通るので年々広くはなっていますが、ナラ枯れた木が倒れてきて道をふさいだり、藤蔓が伸びてきたり、篠竹やカナムグラが覆い茂ったりと、ちょっと油断するといつでも藪に返る気満々の道です。
倒れてきた木はチェーンソーで切って片づけたのですが、篠竹がどこからでもすぐ芽を出します。この1ヵ月ほど、篠竹も気にせずに歩いていたのですが、チヂレザサも蔓延ってきたことだし、先日思い立って刈りました。
格段に通りやすくなりました。
その後、Mちゃんが我が家に来たので、
「道が通りやすくなっていたでしょう?」
と訊いたら、
「えっ、あっそうだ、刈ってくれたの?」
と、歩いてきたのに気づかなかった様子、まぁ、そんなものです。
今年はおかげさまでナラ枯れが少ない、というか、今のところほとんど確認されていません。ただ、昨年、一昨年に枯れてしまった木は、おいおい、ちょっとした雨風で、あちこちで倒れていくはずです。
2025年6月17日火曜日
温度計
ヨーグルトをつくるために牛乳を温め、温度を計ろうとして、杓文字立てを見ると、お湯の温度を計る温度計がありません。
前夜に使ったので、洗い籠を見てみましたが、そこにもありません。適当にやるかと思ったとき、温度計をもう1本持っていたことを思い出し、引き出しを開けてみました。
「やっぱりあった!」
温度計はあったのですが、1本だけと思っていたのに、なんと2本もありました。
引っ越しも多く(16回?)、前に住んでいたところに荷物を残したまま別のところで暮らしたりしていたので、2本はあっても不思議ではないのですが、全部で3本もあります。
探していた温度計も、夫が全然別のところにしまってくれていて、見つかりました。
お湯や油の温度を計るのは好きです。
料理だけでなく、染めもののときも使います。
が、気温計はほとんど見ることがありません。気温計をよく見ていたのは夫です。
夫はアナログの気温計に飽き足らず、デジタルの気温計も2つばかり買って、食堂と書斎につけました。
今はスマホがあるのでどうかしら? 今でも、わりとよく見ています。
今朝は、8時の時点で室温が26.5度、湿度は77%です。
2025年6月16日月曜日
髭
タマがデスクから膝に移ってきたあと、デスクに髭が1本落ちていました。
猫の髭を集めている人がいるようだけれど、うちのように内外出入り自由だと髭なんて落ちてないと思っていたのに、これで2本目です。髭を集めたいと思ったこともないのに、せっかくだからと取っておこうかと思うのが、私です。
でも1本目はどこへしまったんだろう?
「ここかな?」
と開けてみた糊ビンに入っていました。
髭をためてどうする?
猫たちの籠ブームは終わったようで、最近はマッサージチェアブームが起こっていて、仲良く寝たり、遠慮し合ったり。
特に雨の日は、一日中ここでごろごろしています。
朝、タマを抱いたら、右の髭がまばらで少なくなっていて、短いのも混じっています。あらっ、どうしたのかしらと左の髭に触ったら2本一度に抜けました。猫の髭ってこんなに抜けやすいものかと驚いていたら目が覚めました。夢でした。
あれから、髭は落ちていないし、タマの髭もきれいに生えそろっています。
2025年6月15日日曜日
キエーロの今
生ごみを分解するキエーロのその後です。
大野芋を食べるイモと種イモに分けて、クズイモをキエーロに捨てたのですが、5月末にはキエーロの中でクズイモが何本も育っていました。
このとき、地面に植えた種イモの方は雑草取りがまったく間に合ってなくて、芽を出したサトイモがどこにあるかわからないくらいでした。
キエーロの中のサトイモは地面に移しましたが、育つでしょうか? 雑草だらけで草むしりが間に合っていません。
さて、6月中旬の昨日、キエーロにサツマイモとジャガイモが育っていました。
サツマイモは調理するときに上下を切り落とすので、その小さな欠片から芽が出たのかと、一応納得できますが、ジャガイモは皮、しかもピーラーでむいた薄い皮と、包丁で小さく切り取った目だけしか捨ててなくいので、いったいどこから発芽したのでしょう? しかもこれは数本目、前にも目にしたのですが、「まさかね」と、信じられませんでした。
種や卵の殻は分解しにくいので、アボカドの種などは入れていませんが、ビワの種を入れてしまいました。そのうち発芽するかもしれません。
キエーロは日当たりのいい場所に置いてあるので、土は有機物をたっぷりと含んでいるし、育苗箱と化しているのかもしれません。
昨日、雨が降り出す前に少しだけ草むしりした、畑と称しているところです。
コゴミ畑だったのを、昨年イノシシに掘り返されました。他の場所の修復に手を取られていたため、ここは長らく放置していたので、コゴミはすっかり傷んでしまいました。掘り返された根を取り除いて土を均したときに、他の場所で掘り返されたウドを持って来て植え、エチオピアの集いのとき、茨城県里見に住むS子さんからいただいたレモングラスを植えたり、サトイモを植えたりですっかり畑の様相を見せてきました(かな?)。
捨てるに忍びなくて植えた親芋、キエーロの中で育ったクズイモなどなど、今年はイノシシが来ないといいのですが。
2025年6月14日土曜日
2025年6月12日木曜日
米騒動に思う
2000年に、カンボジアのプノンペンの近郊の、当時私が働いていたNGOがかかわっていた村一帯で飢饉がありました。
ただでさえ、半分近くの農家が1年間食べるだけのお米をつくるのが難しい零細の村で食べるものもなく、どうしたものかと思っていると、村に行っているカンボジア人スタッフから、日本の援助でお米が配られたと聞きました。
世界では麦を主食とする地域の方が多いので、WFP(国連世界食糧計画)を通して、カナダ産やアメリカ産の麦の食糧援助はよく行われますが、日本がお米を援助したという話は、珍しいものでした。それはよかったと思っていたら、後日スタッフから、
「農民たちが、援助米がまずくて、どう調理しても食べられないと言っている」
と聞き、農家を訪ねて援助されたお米を食べてみました。
「炊いたら米の形が崩れてしまうが、日本人はいつもこんなお米を食べているのか?」
と言われて、見せてもらったお米は干からびていて、食べたご飯はまるで糊のようなものでした。
後日、大使館から援助米贈呈のセレモニーがあるので出席するようにと連絡がありました。日本の大使や県知事などお偉方の出席でセレモニーが終わった後、大使に、
「援助米を食べたことがありますか?」
と訊いたら、食べたことはないとの答えでした。
「一度食べてみてください。不味くて食べられないものでした。誰が選んだのかあんなお米を贈るのは、日本人として恥ずかしいです」
大使は、どんなお米が贈られたのか、まったく知らなかったのでした。
今度のコメ騒動でそんなことを思い出しました。
備蓄食料を援助物資として使って、備蓄食料の在庫調整をするのは世界の常套手段ですが、それにしてもひどすぎました。
あれは、清水ミチコさんの替え歌三部作、米歌(舟歌)、米(花)、米がない(雪が降る)に歌われている中の、まだ備蓄米の温度管理もできなかった時代の、捨てるしかない古古古古古古古古米だったのです。
そういえば、1993年の冷害での米騒動のとき、世界一のコメ輸出国だったタイから日本がコメを緊急輸入したことがありました。
お米、とくに長粒米は割れると途端に味が落ちますが、割らずに精米するには高性能の精米機が要ります。当時、タイは世界150ヵ国にコメを輸出していましたが、最上級の割れ米が混じっていないコメから、割れ米を集めたような最下級のコメまで、値段を変えて輸出していました。
北朝鮮は毎年、最下級の割れ米を、しかもバーター(物々交換)で買っていたのですが、その年はタイが日本にコメを売ったため、北朝鮮にまでコメが回らず、北朝鮮の人々が飢餓に直面しました。
多くの日本人は、タイから輸入した最上級のコメを手にして、臭いなどと難癖をつけて捨てたりしていた裏で、北朝鮮では人々が飢えていたのでした。
じょうろ
カクチョウランが2鉢あるのですが、外へも出してないのに、数年前から葉を拭いても拭いてもアブラムシが出現します。
葉はべっとりと濡れていて、触るとべたべたします。これまで濡らしたティッシュで拭いていたのですが、アルコールの消毒綿で拭いてみました。効果があるでしょうか?
数日後に再び拭いてみましたが、やっぱり消毒綿が汚れました。
カクチョウランの今年も花を咲かせた鉢の方は、アブラムシのつき方があまりにもひどいので、新芽だけを残して葉をバッサリと切ってしまいました。
これはやってはいけない方法なので、元気を取り戻せるかどうか、ちょっとわかりません。
ところで、水遣りのじょうろは、しばらく(数年?)前からラベルが外れていました。
中国製ではなく、今でもイギリスで職人さんたちが手づくりしていると言っているけれど、ほんとかなぁ? ラベルは真ん中の方だけに無造作に塗った接着剤で接合されていただけでした。
その放置していたラベルを、くっつけることにしました。
幸い、金属用の2種類を混ぜて使う接着剤が残っています。
くっついていた接着剤を削り取り、接着剤を塗り、平らになってしまっていたラベルを心持カーブさせてからくっつけて、動かないように畳んだティッシュで押さえました。
接着面がしっかりくっつくように抑えるのだから、固いコインの方がよかったと後で気づきましたが、その時は思いつきませんでした。
修理完了です。かっこよくはなったけれど、大勢に影響はありません。
庭で稲の苗代をつくっていたときは、このじょうろは必需品でしたが、室内で使うのはもっと小さくて口がただの筒になったものなので、最近はあまり出番のないじょうろでした。
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