祭器のようだけれどただのはたきだったか、はたきのようだけれど祭司が持つものだったか、忘れてしまいました。
道を歩いていた老人が持っていたのを見かけたことがあるような気もするので、ただの飾りとか、指揮棒の一種の可能性もあります。
エチオピアのものです。
ふさふさの部分が馬の毛でできています。ミュール(馬とロバのあいのこ)の毛かもしれません。
馬の毛をまとめたところと持ち手は草で編んであるとばかり思っていましたが、拡大してみると、編んでいる部分も馬の毛でできているようです。
中がどうなっているのか、見もしないではたきとして使っていましたが、毛をかき分けて見ると、外からは半球に見えているところは卵形の上部で、その卵形に数段にわたって毛が編み込まれているのがわかります。
とっても丁寧なつくりでした。
似ているもの、ガーナのものです。
ジュジュ・スタンドという、市場の中のまじないや祈祷に使うものを売っているお店で買ったのだと思いますが、違ったかもしれません。
ただのはたきか、まじないに使うものかわかりません。
ガーナの人々にとって、箒は必需品だけど、はたきは使っていたかどうか、我が家では最初から机の上の埃をはらったりするものとして使っていました。
これは馬の毛を束ねた部分を、山羊の皮で覆い、縫ってあります。
どちらもかつては現役でしたが、今は半引退、掃除道具置き場の色どりになっています。
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