2014年7月7日月曜日
お茶にしましょう
骨董市で、まことさんのお店に小さなマトリョーシカがいました。
裏にはスタンプが押してあって、ソ連時代のものでしたが、中身がありません。
「中はどうしちゃったの?」
「あれっ、ない?誰かにあげちゃったかな。それ、持ってっていいよ」
セルギエフ・パサードのけっこうかわいいマトリョーシカでした。
マトリョーシカの隣には、ままごとのお茶道具があります。
子どもが遊ぶにはちょうどいい大きさですが、飾るにはちょっと大きすぎます。
あの、西洋人が好んだ「柳模様」もどきで、カップ&ソーサーが六客、ケーキ皿が六枚、
それと、砂糖入れとクリーム入れまで揃って、欠けてもいません。
念のため、値段を聞いてみます。
「ままごとはいくら?」
「うんと。全部で千円かな」
ひゃぁ、まことさんいいの?そんな値段じゃ、東京からのガソリン代も出ないじゃない。などと言わないで、ありがたくいただきました。
裏には、MADE IN JAPANの文字が入っています。輸出向けにつくられたものです。
家に帰って、洗って拭いていたら、シュガーポットの中に小さな突起を発見しました。この突起で不良品と認定されてはねられた、デッドストックだったのでしょうか?
お皿は薄いので、もし子どもが遊んでいたものなら、一枚や二枚、割れていそうですが、きれいに揃っています。
飾るには大き過ぎると思っていたのですが、考えてみれば、はなちゃんがきたらままごとができます。
「このおさらにぴったりの小さいケーキ。小さいケーキをどこかで見たなぁ?」
ちょっと考えたら思い出しました。
お菓子屋のアマンドに、たしかプチケーキセットというのがありました。あれを買って来て冷凍しておけば、はなちゃんがいつ来ても遊べます。
残念ながら、ちょうどいい大きさのスプーンやフォークがありません。小さいのばかりです。
31アイスクリームのスプーンが一応ぴったりですが、願わくばアルミのスプーンが欲しいところです。
次の骨董市で、さわださんのお店を重点的にさがしてみることにします。
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