土曜日の夕方、ふと思いました。
「明日は二組、五人のお客さんが来る予定。もう遅いから億劫だけれど、お雛さまを飾ろうかなぁ」
なにか、昨年もそんなきっかけでお雛さまを飾ったような記憶があります。これを逃したら、また当分、他のことにかまけて、先延ばししてしまいそうです。
時計を見ると四時、もう、一日分のエネルギーも少ししか残っていません。しばらく迷いましたが、思い切って飾ることにしました。二時間で飾れるでしょうか?
まず、土間入口の飾り台にまだ飾っていた干支の羊などを移動して掃除をして、雛段を組み立てたりと下準備。あっという間に時間が経ってしまいます。
でも、途中やめするわけにいきません。日曜の朝は日曜の朝で、食事の用意など別にすることがあります。
せっせ、せっせ、箱を開けては包みをほどき、道具をさがして持たせたりします。お内裏さまの持ちものが失われていました。さて、いつからなかったのでしょう?
夕食をはさんだので、やっと飾り終わったのは七時過ぎでした。
日曜日の朝に写真を撮り、昨年の写真と比べて見ました。やばい、やばい。木目込み雛には、屏風や雪洞など、道具がまったくありません。
もう一度柳行李をひっくり返してみる気は起きないので、今年はこのままで我慢してもらいます。
土間の入り口も、お雛さまは色鮮やかなので、一気に華やぎました。
さて、日曜日には、遠くから来て寄ってくれた元同僚Nさんご夫婦と、それ以前から約束のあった三人と、Nさんが会いたがったので声をかけた近くのSくんと、楽しいひと時を過ごしました。
ところで、お雛さまには、誰も気がつかなかったみたい。
まあ、それでなくても我が家はごちゃごちゃと「もの」があるから、目に入らなかったようでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿