長い間「型枠職人」でしたが、このところ「塗装屋さん」になっています。
セルフビルドは何でも屋。一つの作業に慣れたころ、それを捨ててまったく別の作業に移るという宿命を背負っています。
鉄骨の塗装をしています。
白っぽいのは錆び止め、まず錆び止めを塗ってから、その上に塗料を塗ります。
鉄骨は長い間うっちゃっておいたので、すっかり錆びています。
でも、錆びないようにしておけばよかった、と言うことはできません。懸案事項はいつも抱えていますが、その時その時の優先順位があり、動員できる人数に限りがあり、その作業員たちがポンコツときていますから、懸案事項に十全に対応できるとは限らないのです。
というわけで、すっかり錆びた鉄骨の錆を落とすのに、錆び止め塗料を塗布するのより時間をかけています。
鉄骨は、置いておいたところから、軽トラックで引っ張ったり、比較的軽いものは乗せたりして運びます。
それにしても。我が家の軽トラックは、いつもHeavy dutyをこなしています。
泥だらけで、決して美しいとは言えませんが、たいした働きものです。
この鉄骨、人力で動かせるものもありますが、大方は動かせないものです。
鉄骨をユンボ(パワーショベル)で動かすのも、形状が形状ですから、かなり神経を使います。
やれやれ。
体力以上のことをしている気もします。
でも、がんばれば、ビールがうまい!
日が長くなり、三時を過ぎても陽ざしが暖かです。
4 件のコメント:
さび止めの色は今、白なのですね、
初めて知りました。
番線で丸太を締めあげた時代から組立足場と
時代が代わりましたね。
リベット投げは名人芸でした。
昭ちゃん
錆び止めにはいろいろな種類があって、赤いのはどこでも売っていますが、最安値、最低品質なんだそうです(笑)。家のガスボンベ再利用の郵便受けなんかには、あの赤いのを塗っていますよ。
白い錆び止めは結構高品質、その上に塗る黒いペンキとも相性がいいそうです。もう黒いのも一度塗りしました。このところもっぱらペンキ屋です。
足場はビケ屋さんはもっといいのを持っていますが、単管パイプで十分いけますね。タイやカンボジアは丸太でなく竹の足場でした。竹の足場はそれはそれは美しかったですよ。不思議な感じだし。
番線は今でも必需品です。足場板がずれたりしないよう番線で留めますし、チェーンブロックでの上げ下げの紐代わりにもよく使います。
テレビで見ると中国の竹の足場はすごいですねー
番線・それとも荒縄?
ロープで上げる場合絶対にはずれない、
そしてすぐにはずれる結び方って面白いですね。
昭ちゃん
昭ちゃんも見ましたぁ?竹が林立する景色は、異世界と言う感じですね。きっと結ぶのは荒縄だと思います。今はともかく、鉄は貴重品だったから、夜の間に番線だけ盗まれちゃったりしたら(笑)、足場が崩れてしまいますものね。
ロープワークは、どこにでもあって見事ですね。船乗りさんとか漁師さんとかがもっともすぐれているんでしょうけれど、紐結びのプロはどこにでもいました。東南アジアではヤシの繊維の縄が一般的ですが、縄のつくり方からして芸術です。
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