2015年4月12日日曜日

エチオピアの椅子


エチオピアの椅子です。


太い木をくり抜いてつくってあります。
二十年くらい前だったか、自分の誕生祝いにと、東京のギャラリーかんかんの椅子展で買ったものです。
 
 
座り心地は申し分ありませんが、 問題は立ち上がるときです。
三本脚の一本が、前方真ん中に来ていれば問題ないのですがずれていて、うっかり体重を前に移すと、椅子が前のめりになります。
特に、小さい子どもはたいてい座りたがりますが、前にひっくり返らないように立ちあがるときは手を添えてやらなくてはなりません。


木彫りの上手な人たちですから、うっかりそうなってしまったのではなく、なにか理由があって、わざとそうしているのだとしか思えません。
ともあれ、ときどき座ってみると、なんだか落ち着く、エチオピアの椅子です。




2 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

 面白いですねー
昔から三点で支えるのが基本でしょうか。
櫓からチェーンブロックを下げる、
キャンプで鍋をかける、銃を組む(叉銃・さじゅう)すべて三点で安定ですからね。
(笑い)

さんのコメント...

昭ちゃん
絶対安定するって、素晴らしいことですよね。とくに床や地面がでこぼこの場合、四本脚は機能しません。
だから。植木屋さんの梯子も三点ですよね。もっとも三点でも設置時に横着をすると私のように、梯子ごとひっくり返って痛い目に遭いますが(笑)。
木工に秀でた民族というのがいますが、エチオピア人も素晴らしい!ただ、今では国土の3%しか森林が残っていないというのが残念ですが。