2018年8月19日日曜日

生き返った器たち


4月に「ほん陶」さんに器の修理をお願いしました。
右端の湯呑みは、ずいぶん前に割れたけれど捨てなかったもの、真ん中の湯呑みはひびが入っているのだけれど割れてはいなくて、使い続けていたもの、左の湯呑みは縁が欠けていたものでした。
前列の小鉢二つは、いつのまにか縁が欠けていました。
薄くて割れやすい器とはいえ、考えごとをしながら上の空でガチャガチャ洗って、水切り籠にガチャンと投げるように置く人がいなかったら、こんなには割れたり欠けたりしていなかったかもしれません。

どれも、たぶん今でも手に入る器です。修理代と同じくらいの値段で買えるかもしれません。
なにより欠けやすい器たちだし、ほかに器がないわけじゃなし、なくてもやっていけます。というわけで、金継ぎしてもらうかどうか長く悩んでいましたが、愛着もあり、結局見積もっていただいて、修理していただきました。


欠けていた湯呑みは、あれあれ、思っていたより盛大に金継ぎしていただいています。


これで、新しい器より、ずっと強固になったことでしょう。


にゅうが入っていたけれど、割れずに使っていた湯呑みも、丈夫そうに変身しました。


そして、縁が欠けた湯呑みは、茶渋がついたまま送ったようで、茶渋がついたまま帰ってきました。


手びねりの器は、一見硬そうに見えるけれど実はもろいのか、知らない間に欠けていました。


でも、縁が欠けただけと思っていたのに、にゅうまで入っていたのか、これも盛大に直していただいていました。


直ってきた今、日常遣いの器はぽってり系に限った方がいいか、それとも、薄いものも気にせず使っていくか、思案のしどころです。
少なくとも、夫が手に取りやすいところにはおかないで、使ったら絶対に私が洗うということで、しばらくやってみようと思っています。

このところ、金継ぎを習っているという人に何人か会いました。平らに、しかも美しく継ぐのはなかなかむつかしいようです。漆にかぶれて金継ぎできない私、いつも満足できるように継いでくれるほん陶さんに感謝です。






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