2019年1月25日金曜日

クレヨンとクレパス


hiyocoさんが、子どもの頃使っていた色鉛筆をUPしているのを見て、あちこちの家を整理したとき持って来た文房具を思い出しました。あちこちの家とは、夫の両親が住んだ家、私たちが住んで、のちに長男が住んでいた家などです。
鉛筆や消しゴムなどは、手近に置いてしっかり使っていますが、色鉛筆、絵の具、パレットや筆などの画材は、ほとんど使うことがありません、また、墨、硯、筆などの習字道具、コンパス、ロットリング、三角定規、雲型定規などの製図道具、分度器などなど、すでに過去の道具になってしまった文房具もあります。
文房具は小さいし、わりと整理しやすいので、そう邪魔にはなりませんが、たまに整理しないと、あったことさえ忘れてしまうので、中身を点検してみました。

どれも、捨てるのはもったいないけれど、さりとて、小さい子どもにあげるには、ちょっと立派すぎるものだしと、また元の場所に収めてしまったのですが。


クーピーだけは自分で買ったものだと、自信を持っていたけれど、もしかしたら、勘違いだったかもしれません。


というのも、私はずいぶん使ったのですが、これはあまり減っていません。
下の色鉛筆も、ほとんど減っていません。


色鉛筆はまだあります。
一体、誰が使っていたのでしょう?どこから持って来たか記録もしていないので、わからなくなっています。


下の箱の白鉛筆は減っています。
白は普通、あまり使わないのにと見ると、ただの色鉛筆ではなくて、色鉛筆で描いた後、その上から水で湿した筆を使って、水彩画のようにする画材でした。
夫の母か、長男か。私は一度も使ったことがありません。


水彩透明絵の具とポスターカラー。


どちらもまだ使えます。


アクリル絵の具。


一番上のニッカーはポスターカラーのメーカーでしたが、アクリル絵の具もつくっているようです。これはいったいどっちなのか?
固まってしまっていたので、これだけは捨てました。


次男が小学校一年生の時のクレパスで、一本一本、私の字で名前が書いてあります。
サクラクレパスの中に一本だけ補充したのかぺんてるが入っています。

サクラとぺんてるのクレヨンはご長寿、私が子どもの頃からありました。
クレヨンとクレパスの違いは何だろうと調べてみると、なんだ、「クレパス」は1925年(大正14年)にサクラがクレヨンで取った商標登録でした。
私はずっと、クレヨンが低学年向きに脂分が多いもの、クレパスはそれに比べるとぱさぱさした高学年向きのものと思い違いをしていました。クレパスがただの商標登録だったとは、なんだかだまされたような気分です。
サクラもこの商標登録で得をしているようには見えません。むしろ、クレヨンの方がすっきりしているじゃないかと思ってしまいます。

というわけで、整理の収穫は、クレヨンとクレパスの違いを知り、固まった絵の具を一つ処分したことでした。





12 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

春姐さん私が小学校ころに「サクラクレパス」が、
色が濃いのと柔らかいのに驚きました。
価格も髙かったはずです。
 初期の小鹿田2点アップしますぜひ見てね。

さんのコメント...

昭ちゃん
そんなころからサクラクレパスを使っていたのですか?
私は幼稚園でぬりえをして、クレヨンで色を塗るものの、ろうそくにちょっと色が入っている感じのクレヨンで、油っぽくて色が紙に全くつかなかったのを覚えています。ワックスを塗った所々に、色がちょっぴり残っている感じでした(笑)。個人のものではなく幼稚園のクレヨンだったか、「何クレヨン」だったのでしょうね?
サクラクレパスやぺんてるクレヨンは小学校に入ってから出逢いました。ぺんてるは戦後の創業ですね。市の小学校の合同写生大会で、酒津という桜の名所に行き、満開の木の下で、箱に男の子と女の子の絵がついたぺんてるクレヨンを広げていた記憶がありますが、今でもあの絵が踏襲されています。
緑のトンボ鉛筆といい、ぺんてるといい、いつまでもデザインが変わらないのは嬉しいことですね。

hiyoco さんのコメント...

色鉛筆と絵具、いっぱいですね(笑)。確かにこれは場所を取るけど捨てるのももったいないですね~。
クーピーは硬いからなかなか減らない気がします。
どの家庭でも幼稚園や小学校に入る度に新しく用意され(買わされ)、兄弟分残っているんでしょうね~。息子の幼稚園ではゲルマーカーというカートリッジ式のクレヨン風のものを使っていました。折れません。

昭ちゃん さんのコメント...

春姐さんアップしました
何方も良い作品でしょー

さんのコメント...

hiyocoさん
次男のクレヨン、ほとんど減っていないのが不思議です(笑)。
私が小さいころは、ある色がなくなってしまうと、学校の購売部に行って、ばら売りのを買っていました。肌色とか水色とか、すぐなくなりました。昔の学校だから、先生も楽だからか、「今日は外で写生です」としょっちゅう教室を追い出されたような気がします(笑)。画用紙をびっちりぬると、クレヨンもあっというまになくなりますよね。トラウマというか、今でも空に突き出している葉を落とした冬の枝を見ると、クレヨンで空を先に塗るか、枝を先に塗るか考えて、ドキドキしたりします(笑)。

さんのコメント...

昭ちゃん
了解、訪問します。

昭ちゃん さんのコメント...

春姐さん
何事もブームになれば古来からの手法では追いつかず
昇り窯が電気になり製品も好みに合わせた物が
多くなります。
 昭和30年西ドイツに行った友人の土産に
「マグカップ」を
「このバカデカイ容器で何を飲むの」っと
今は必需品です。(笑い)

af さんのコメント...

懐かしー。うちにもクーピーあります。あと水でのばせる色鉛筆もあります。マッキーもあります。あさ
今年の正月、何を作るか描こうと思ってクーピーを久しぶりに使いました。欠けてる色があったから買い足したいと思いつつ。久しぶりにジョイフル本田の文具コーナーに行きたい気分になっていました。余計なもの買ってしまいそうですが…笑
最近勉強してるので、赤青鉛筆、半分ずつになってるやつ、あれが手放せません。何十年も埃をかぶってた手動鉛筆削りも活躍中です。

さんのコメント...

昭ちゃん
コーヒーカップと言えば、薄手の磁器のソーサーつきのしかありませんでしたね。
高校生の時、友人たちと初めて入ったジャズ喫茶、厚手の陶器のカップに「かっこいい!」と思いましたが、考えて見るととっても小さくて、コーヒーもちょっぴりしか入っていませんでした(笑)。

今?手がついているので、お茶でもマグカップを使っています。

さんのコメント...

Akemi Fujimaさん
大工仕事で印付けをするので、こんなに色鉛筆があるのに、数年前に赤だけの色鉛筆を買いました(笑)。でも鉛筆の細さにはかなわない、赤鉛筆の出番は少ないです。
そうそう、赤青鉛筆もありましたね。使ったこともあったけれど、青だけ残りませんでした?
ジョイフル本田の文具コーナーは、いつもゆっくり見る時間がないので横目で見るだけですが、買いたくなるものがいっぱいですよ。いまどきは、おしゃれでかわいいものばかり、時間がないので、散財せず助かっています(笑)。
私は、鉛筆はずっと手で削る派、息子たちが小さいときはがらがら回す鉛筆削りもありましたが、肥後守→ボンナイフ→カッターです(^^♪

あかずきん さんのコメント...

サクラクレパス懐かしいですね^^
今はサクラクレパスの缶にクッキーが入った
コラボ缶を広島で買いました(笑)

さんのコメント...

あかずきんさん
見ましたよクッキー!クーピーの缶のクッキーもあるのですね。そしてグミの缶も。しかし、西日本限定ですって、残念。
そういえば、ぺんてるだけでなく、サクラクレパスも箱の絵もご長寿なのですね。1969年からだそうです。
クレヨンやクレパスはモデルチェンジしないで頑張ったのに、多くの会社は今風な名前にして、デパートなんかはみんなロゴを変えて、そのおかげで新しい風が吹いたんでしょうかね?
関係ないけれど、見ただけでは読めないし覚えられない横文字のカフェの流行も何とかなってほしいものです。
話がそれちゃった(笑)。