2021年10月26日火曜日

棟に棟瓦を乗せる


瓦屋さんが、玄関上の屋根に瓦を上げて軒先から葺きはじめたのは、先週、21日のことでした。この屋根は、本棟にぶつかっているので、ぶつかったところの雨仕舞に、神経と時間を使います。


昼間は、瓦屋さんの邪魔になるので、屋根の下でちょろちょろしたり足場に上ったりしないようにしています。写真は25日の朝、まだ瓦屋さんが来てないときのものです。
玄関の屋根には棟瓦が乗ってないだけ、平らなところは葺き終わっていました。


集熱箱の上には、数日前から瓦がかぶさっています。


本棟の集熱箱を乗せるために屋根を上へと伸ばさなかった部分の東側は、棟瓦も完成しています。


同じ場所を北側から見ると、ガルバリウムの屋根の上にいきなり棟瓦を乗せるのではなく、北側にも瓦を2段葺いています。
そうか、これで鬼瓦もスムーズに乗るというものです。


複雑な場所の、瓦の美しい収め方。


集熱箱に瓦がかぶさる部分と、そうでない部分には段差ができています。
この段差はどうやって折り合いをつけるのか、瓦屋さんと夫が話し合っているときに聞いていたのですが、見れば見るほど難しそうで想像もつきません。


段差を西側から見たところ、段差のところにはルーフィングも、複雑な板金仕事の端も、まだ見えています。


鬼瓦が置いてありました。鬼瓦といっても、我が家では鬼のついていない鬼瓦を使っています。


昨日の朝の時点で、本棟の西側(手前)にはまだ棟瓦が乗っていません。
昨日のうちに、一番高いところを除いて棟瓦はすべて乗りました。


今朝は雨、昨日棟瓦を葺いた玄関の屋根です。棟瓦が乗ると、景色が締まります。





 

4 件のコメント:

af さんのコメント...

すごく難しそうですが、瓦とガルバのハイブリッド、完成目前!ということでしょうか。
玄関に延長された瓦屋根がとっても素敵です。

さんのコメント...

akemifさん
さすが瓦屋さんです。奈良の瓦と茅葺きの合体した屋根ほどではありませんが(笑)、周りが銅葺きの数寄屋の屋根より難しいですよね。
玄関の屋根は、棟瓦があがったら、一気にいい雰囲気になりました(^^♪

昭ちゃん さんのコメント...

大きく伸びた樹林の手入れは大変ですね
持ち主はどうしているの。

さんのコメント...

昭ちゃん
この記事ではなくて、一つあとの記事の竹のことですね?
いろいろ複雑な事情があって、梅林の持ち主はもう村にいません。それでも持ち主の妹が村にいたときは、シルバーボランティア(市営)に頼んで草刈りなどしていましたが、その妹も村を出てしまって、10年ほど荒れ放題です。道に飛び出した枝や草だけは、私が刈っています。
元気なおばあちゃんのたけさんは、竹林の竹を全部ぶった切ったりしていましたが、今年コロナワクチンの2回目の接種をした後、耳鳴りがひどくて、病院に検査入院したのですが(ワクチンと関係なかった)、そのあと「おれもうどこか施設に入りたい」と言って入ってしまいました。風のうわさに聞くと、施設は面白くないので出たいとも言っているみたいですが、施設は暖かいでしょうから、冬は出られないでしょうね(笑)。
木は思っているより早く大きくなるし、竹は毎年広がって来るので、あっという間に覆われてしまいます。