記念切手が、ちぎって水に濡らして貼るものからシールになってから、郵便局に飾ってあるのを眺めることもなくなりましたが、先日、郵便局でちょっと待つことがあって見るともなく見ていると、
「江戸ー東京」シリーズの第2集「浅草」という切手に描かれている、いまどきさん(吉田義和さん)の丸〆猫が目に入りました。
こんなところで丸〆猫にお遭いするとは、思いがけないことでした。
背景は、招き猫の授与で知られている今戸神社です。
今戸神社では、かつては今戸焼きの白井さんのつくられた招き猫を授与していましたが、縁結びで人気が出て、手づくりの猫では間に合わなくなり、いまでは中部地方でつくった量産品の招き猫を授与しているようです。
丸〆猫を復活させたいまどきさんから見ると、今戸神社が背景では納得がいかないかもしれないけれど、今戸焼きの招き猫と言えば丸〆猫、私的には嬉しいものでした。
「江戸ー東京」シリーズの第2集「浅草」には、ほかには雷門、浅草花やしき、浅草演芸ホール、隅田川、かっぱ橋道具街、駒形どじょうなどの切手や、人力車、桜餅、言問い団子、スパゲッティの立体料理見本などのイラストがちりばめられています。
ネットで見ると、63円切手も興味深い。浅草あたりのものが描かれています。
尾張屋のてんぷらそば、梅園の粟ぜんざい、雷おこし、どれも長く食べていません。
もっとも、私が一番関心があるのは、張り子のミミズクですが。
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