何とかアームを下ろし、解体現場から遠ざけましたが、もうアームは上がらないし、使いものになりません。
これまで、ユンボに故障があるときは、M建機に修理をお願いしていました。
しかし、2年ほど前だったか、ある部品を取り換えてもらったら、5万円取られました。夫はその場で「高い」と文句を言ったのですがどうともならず、以後、M建機に修理を頼む気をなくしていました。
そこで、安い修理屋さんを紹介してもらおうと、やはりユンボを持っているOくんに電話しました。
Oくんは、修理屋さんを紹介してくれるのではなく、
「明日、ぼくが行きます」
と言って、次の日、工具箱を持って来てくれました。
Oくんは、油圧ホースを外して部品屋さんに持って行き、それと同じのを買ってきて自分でつければ、部品代だけで済むと言います。
部品屋さんがどこにあるかも教えてくれました。
Oくんも、もとは修理屋さんに頼んでいましたが、トラクター、耕運機、ハーベスター、ユンボなどなど持っているので、いちいち修理屋さんに頼っていてはダメと、最近はユーチューブで修理の動画を見て勉強しているそうです。
「フォークリフトでも何でもなおしてしまう白兵衛さんを見て、触発されました」
ユンボの修理も勉強したので、ちょうど実地になおしてみたいと思っていたところだったのだそうです。
それにしても、油圧ホースの接続はとても入り組んでいて、1本外すのに、二人で2時間近くかかっていました。
真ん中あたりに置いてあるのが、外したパーツです。
「だいぶ傷んでいるから。できたら全部取り換えた方がいいですね」
確かに、だいぶ傷んでいます。
夫は、結構なんでもなおしてきました。
最近では壊れていたチェーンソーも直しましたが、ユンボをなおすことは、これまで考えてなかったと思います。
Oくんもたくましいけれど、自分でなおせるとわかって、夫は当然のように自分でやる気になっています。
油圧ホースが1本3,500円として6本で21,000円。おそらく修理屋さんに頼むのの五分の一くらいの値段でできるとは思います。
さて、この週末にチーム横浜が6人ほど、鉄骨の加工を手伝いに来てくれます。
重いけれど、鉄骨は5人もいれば持ち運べるはずです。
というわけで、夫はユンボをなおすより、鉄骨加工の図面を書く方を優先しています。
というのも、テラスを乗せるコンクリートの柱には、ボルトが埋め込んであります。
柱の上に鉄骨を置くとき、そのボルトがはまる穴を、あらかじめ鉄骨に開けておかなくてはならないのです。
そのボルトは、コンクリート工事のときに埋めたので、必ずしも柱の芯のところにはなくて、ちょっとずつずれたりしています。というわけで、ボルトからボルトまでの長さなどを実測して、穴を開ける場所を正確に出そうというのです。
鉄骨の梁は、まず東西方向に、家から突き出すように3本置きます。
その上に、南北方向に梁を置き、その上に床板を張ります。
週末に、どこまで進むでしょうか。
2 件のコメント:
ご夫妻のご経験を知るたびに、刺激を受けます!先日、手始めにキッチンの手元灯を付け替えました。電気工事士が求められるものでしたがホームセンターに売ってる時点でできる気がしました。で、YouTube動画で注意点を勉強して…。でも配線の穴が合わず、ちょっとなところとあったのですが、機能には支障なく終えられました。今度は水栓の付け替えにチャレンジしてみようと思ってます。
週末、楽しみ…であると同時に、お役に立てるといいのですが…。にしても、鉄骨工事は一生に一度の稀な経験だと思われます。横浜チームは今回は息の良い若手を揃えたみたいですね。^_^
akemifujimaさん
ワイルドな生活はこりごりですが、いつまでも続きます(笑)。
先日、町の交差点の右折ラインの先頭で、右折しようとしたら車が動かなかったときは慌てましたが、二人で降りて後続の車に故障で発進ができないことを知らせ、信号が再び変わってから押して曲がって路肩に停めました。久しぶりに冷や汗が出ました(笑)。
山の中の側溝に車輪が落ちたこと、甲州街道を、動かなくなった軽トラを息子から借りた車に縄で結んで、府中から日野までけん引したことなどなど、思い起こせば数々のワイルドなことがいっぱい...。
でも、私たちは目じゃありませんよ(笑)。八郷に来てから、何でもできる人がいっぱいいるのに、目を見張る生活でした。面白いです(^^♪
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