2011年7月20日水曜日

裃(かみしも)姿の招き猫





通常、招き猫の衣装といえば、前垂れ、そして鈴ですが、中には裃をつけた猫もいます。

裃をつけた猫は、同じく縁起物である、福助さんの影響でしょうか?
それとも、もともと裃姿の、大阪の住吉大社の初辰さんの影響でしょうか?
伏見人形にも、裃姿の招き猫があります。

これは、妹が持っていたものです。実家においてあったのを、盛大に欲しがって取り上げてしまいました。




この香泉人形(高知県、復刻版)は、「猫助」という名前ですから、福助さんを意識してつられたのかもしれません。




長野県中野に中野土人形の招き猫を手に入れようと出かけたときは、くじびきで、あっけなく、会場にも入れませんでした。
悔し紛れに中野の町を歩いていて、見つけた猫です。

どこの猫だったかは、忘れてしまいました。




土鈴は、浅草の仲見世から来ました。
水玉模様の裃が多いのは、何故でしょう?




これも仲見世から来ましたが、今度の震災で、片手を失ってしまいました。




青梅の青梅住吉神社の阿於目招き猫は、お雛さまの片割れのような姿です。
というより、平安時代の、公家の衣装と言った方がいいのでしょうか。

こんな出で立ちですが、我が家では、裃猫たちと同じ棚で暮らしています。





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