2013年12月19日木曜日

今戸の馬人形

これまで干支に合わせて干支人形を買ったことはありませんが、今年は買ってしまいました。干支の中では馬人形が好き、いまどきさんの人形が好きだったからです。
いまどきさんの干支人形は、17、18、19日の三日間の浅草羽子板市の、人形の吉徳さんの露店でも売られています。
もっとも、羽子板市は今日までです。


 馬乗り狐。


ただの馬。


そして、馬乗り小姓。


お江戸の子どもたちは、こんな人形で遊んだのでしょうか?



2 件のコメント:

いまどき さんのコメント...

お取りあげくださいまして誠にありがとうございます。伏見人形とか名古屋人形とか全国の他の土人形産地の例に漏れず、今戸の人形にも馬のものは種類が多く、今年はお手本に恵まれてよかったです。でも欲をいうと、尾張屋さんの型のもので3種類ほど他にあるのまで手が回らなかったというのが残念です。来年は羊で今戸で知っている古い人形は尾張屋春吉翁作の木彫り風の羊くらいなもので、他に出土物など調べないとわかりません。おそらく江戸明治の今戸では干支ひととおりのセットを作ろうという意識はなかったのではないかと思います。羊、へび、辰、鶏など面白い古い作品が思い当たりません。

さんのコメント...

いまどきさん
ちょっと遅かった、昨日気がつきました。でも、これを見て欲しい方は、羽子板市に間に合わなくてもいまどきさんに直接メール(kabusan@athena.ocn.ne.jp)すればいいですね。
干支は中国から来てずいぶん経つようですが、とくに辰、巳、羊は土人形では、私もいい雰囲気のものは見たことがありません。ただ、これらを毛嫌いしているわけではなく(近いけれど、笑)、蛇はくねくね動く竹細工は好きですし、羊は土でも木でも、西洋の降誕人形の羊などは好きです。羊は日本ではなじみが薄く、消化できていないんでしょうかね?
もっとも、干支を使っている民族はたくさんいますが、干支人形をつくる民族は少ないと思います。