2013年12月24日火曜日

寒っ!

夏に卒業論文を書くために、我が家に逗留していたトヌちゃんは、東京からバイクで来ました。
経費節約(バイクはもらいもの、ガソリン代は700円!)もあるけれど、論文のため有機農家で聞き取りをする必要があり、自分で自由に動けるからというのが、バイクで来た理由でした。
夏休みも終わって帰京したときには、またすぐ来るからと、バイクを置いたままにして帰りました。

しかし、学校がはじまってみるとなかなか休みが取れず、その後も来ましたが、急ぎ足の滞在ばかり、バイクはずっと置きっぱなしになっていました。

やっと、バイクを取りに来ることになったのは、寒波が押し寄せた12月でした。東京までそう遠い距離ではありませんが、50cc以下のバイクで、高速道路が通れないどころか、最高時速は60キロくらいなので、約六時間かかります。

この寒空の下、六時間もバイクに乗っていると考えただけで、身体の隅々まで凍りそうになります。


ズボンは三枚重ねばき、足が冷えるので、靴下を二枚はいた上に、レジ袋も二枚重ねてはいています。
「身体に新聞紙を巻いていけば?」
「重ね着しているから大丈夫」


ケイタイをバイクに留める専用の器具もあるようですが、トヌちゃんは針金でしっかり留めています。
しかし、手足も凍るというのに、ケイタイなんか見ていて大丈夫?


腕カバーもしていますが、肝心の指先は腕カバーに入っていません。

バイクに乗ると、風で熱を取られて夏でも身体が冷えます。
「ときどき温まらなくちゃだめよ。身体がカチカチになるから」
「コンビニで温まります」
コンビニくらいで、冷えた身体が温まるでしょうか?
もっとも、汗をかいても困ります。


9時出発、到着は3時でした。


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