アフリカ、コートジボワールの、バウレ人の椅子です。
アフリカの椅子は木の塊を彫り出したものがほとんどですが、この椅子は部品を組み合わせてつくってあります。
長年使っていても、接続部分は、まったくぐらつきません。
通した木を割って、そこにくさびを打ち込んで抜けなくしてあるのがわかります。
背もたれは、曲がった木を利用してつくってあります。
小学校低学年生ほど小さな椅子ですが、大人でも十分、気持ちよく座れます。
アフリカには、造形的には面白くても座りにくい木の椅子もある中で、バウレの椅子は座りやすい、運びやすい、天下一品の椅子です。
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